アルボン6位「ルノーは直線で速すぎて、DRSを使っても抜くのが難しかった」レッドブル・ホンダ【F1第7戦】
2020年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは6位だった。
アルボンはソフトタイヤで5番グリッドからスタート、オープニングラップでひとつポジションを落とし、6番手に。セーフティカー出動中にピットインし、11周目にミディアムタイヤに交換、エステバン・オコン(ルノー)の前に出てレースを再開した。終盤、タイヤを労わりながら5番手を走行したが、最終ラップでオコンにオーバーテイクされ、6位でチェッカーフラッグを受けた。
今回の入賞により、アルボンはドライバーズランキングで6位から4位に順位を上げた。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=6位
フラストレーションがたまるレースだった。何をするのも簡単にはいかなかった。レース前の時点で、ルノー勢はローダウンフォース仕様で、直線スピードが速いため、オーバーテイクするのが簡単ではないことは分かっていたが、実際そのとおりだった。
最初のソフトタイヤではとてもいい感触を持っていたが、ピットストップをしてミディアムタイヤに交換する際に、オコンの前に出ることができた。ガレージの皆がいい仕事をしてくれたことに感謝する。
でもミディアムでこれほどデグラデーションがひどいとは予想していなかった。(ハードではなくミディアムを履いたのは)正しい選択ではなかったのかもしれない。オーバーテイクするために全力でプッシュしているうちに、タイヤがだめになった。数日後のモンツァ戦に集中する前に、このことについて分析し、学習する必要がある。
それでもドライバーズ選手権で4位に上がったのはうれしいことだ。進歩しつつあることの証明だと思うからね。
(レース後の会見で語り)ルノーをオーバーテイクするのが難しいだろうことは予想していた。DRSを使って、ようやく彼らと同じスピードになるので、何をするのも困難だった。その後にミディアムタイヤに交換した。ミディアムは正しい選択ではなかったかもしれない。僕らで決めたことだけど、これほど大きなデグラデーションに悩まされるとは予想していなかった。
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