「ハミルトンとラッセルが強力なチームを形成し、メルセデスF1に貢献することに期待」と代表

AUTOSPORT web2021年9月7日(火)20時36分

 メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフが、2022年に加入するジョージ・ラッセルへの期待を語った。


 9月7日、メルセデスは、来季アルファロメオへと移籍するバルテリ・ボッタスの後任としてラッセルを起用することを発表した。契約期間は不明だが、長期契約を結んだことが明らかにされている。


 現在23歳のラッセルは、来年、7度のF1チャンピオン、ルイス・ハミルトンのチームメイトを務めることになる。ハミルトンは2023年までの契約をすでに結んでいるが、そのころには38歳を迎える。メルセデスは次のチームリーダーを育てる意味で、若いラッセルの起用に踏み切ったものと考えられる。

2021年F1第10戦イギリスGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

「ジョージはキャリアの次のステップを踏み出し、メルセデスに加入する機会を得る」とチーム代表トト・ウォルフはコメントした。


「彼は参戦したすべてのレースカテゴリーで勝利を収めてきた。ウイリアムズでの3シーズンを見て、彼のF1での未来がどういうものになるのかを、我々は垣間見ることができた」


「我々のチーム内で、史上最高のF1ドライバーであるルイスのそばで、彼は学習していく。我々はそれを助けていくつもりだ。彼らの関係が深まっていけば、ふたりは強力なチームとなり、今後、メルセデスのために、コース上でもそれ以外でも、素晴らしい成果を上げてくれるものと確信している」


「2022年のプランを確定し、発表したことで、肩の荷が下りた。今、我々は今季残り9レースに集中し、今年の世界選手権への挑戦に全力を注いでいく」

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