ラティフィ「結果には満足。クレアとチームのためにポイントを獲れたらよかった」:ウイリアムズ F1第8戦決勝
2020年F1第8戦イタリアGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは11位、ジョージ・ラッセルは14位でレースを終えた。なおイタリアGPを最後にチーム代表のフランク・ウイリアムズと副チーム代表のクレア・ウイリアムズがチームを離れることになっており、これがウイリアムズ家の最後のレースとなった。
■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=11位
とてもトリッキーで波乱に満ちたレースだった。赤旗の前にピットストップを終えていたから、順位を上げることができた。赤旗の後のリスタートで、10番手からスタートするという経験ができたのは素晴らしかったよ。
オープニングラップでは、冷えたタイヤと乱気流にまだ苦しめられている。他のマシンはもっとパフォーマンスを発揮できているようだったが、僕はクラッシュしないようにポジションを維持していた。ポイント圏内に入れなかったのは残念だよ。状況がいったん落ち着いてみれば、ペースは良かったと思うし、キミ(ライコネン/アルファロメオ)を捕らえてバトルができたのはよかった。
全体的な結果には満足している。でも今日クレア(ウイリアムズ/副チーム代表)とチームのためにポイントを獲得できたらもっと良かったと思う。
ジョージ・ラッセル 決勝=14位
ついていないレースだった。赤旗の前にピットストップしなかったのは不運だったよ。マシンの感触はとても良かった。ただストレートで遅かった。他のマシンを追い抜くたびに、ストレートで抜き返されるんだ。残念だよ。今日はポイントを獲得できると思っていたからね。マシンは速いと感じていたけれど、これがレースというものだ。今日トップ4以内でフィニッシュしたドライバーたちのことを嬉しく思っているよ。彼らにとって本当に素晴らしいことだね。
また、今日はひとつの時代の終わりでもある。その一部でいられることは名誉なことだ。チームやチームのために働く人々に対してクレアとフランク(ウイリアムズ/チーム代表)がしてきたことは、並外れたことだ。彼らはみんなのことを心に留めてきたし、それは今でもそうだ。
クレアとフランクのためにレースをするのは大きな名誉だった。チームに加入した瞬間から、僕は受け入れられていると感じた。彼らが持っている雰囲気とカルチャーが高く評価されていることははっきりしていたよ。なぜこれほど多くのスタッフが彼らとチームのために仕事をしたがるか分かるだろう。彼らがいなくなることを寂しく思う。F1も彼らを惜しむだろう。どのような将来を迎えるにせよ、彼らの幸運を祈りたいと思う。
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