ハミルトン、F1イタリアGPでの一件を経て「ワイドに走っても許されるなら、僕もそうやってレースをする」と主張
先週末に開催されたF1第14戦イタリアGPの決勝レースにおいて、フェラーリのシャルル・ルクレールはメルセデスのルイス・ハミルトンに対してアグレッシブなドライビングを行った。このドライビングについてルクレールには警告が出されたのみで、ペナルティは与えられなかった。ハミルトンはこの裁定に気分を害してはいないものの、彼はレースのやり方を変え、さらにアグレッシブになるつもりだと語っている。
決勝レースでは、ハミルトンは何度かルクレールに非常に近いところまで迫っていた。そして23周目、ふたつめのシケインに向かう際に彼らはサイド・バイ・サイドになり、ルクレールはハミルトンをランオフエリアに押し出した。その後、ハミルトンはターン3でアウト側にいたが、ルクレールは彼の左側へ動いた。
第9戦オーストリアGP以降、スチュワードはより寛大になっている。ハミルトンはそのことに満足しているのだろうか? インシデントを判定するスチュワードのやり方に、一貫性の問題は存在しないのだろうか?
「僕は問題はないと思う」とハミルトンは語った。
「あれが僕たちに許されるレースのやり方なら、僕はそのようにレースをするよ。僕がわかっている限りのことで言えば、たとえば他のドライバーのために車幅分のスペースを残さなくてもいい。否定されない限りね。明確なメッセージがあるんだ」
「誰かがいる時でさえワイドに走ってもいい。(イタリアGPでのルクレールがそうだったように)ただ警告の旗が出るだけだからね。後ろのドライバーを抑えておこうとするのに、一度だけ必要なんだ。それが進むべき道だと明確にされているのなら問題はないし、どう戦いに入っていけばいいのかも分かっている。他のすべてのドライバーも同じだと思う」
またハミルトンは今回の件に関して、レース後にルクレールとは話をしていないと明かした。
「僕たちの間には何の問題もないよ」
「彼は並外れた仕事をした。それについて何も問題はない。それが現実だ。僕は彼と話をしていないし、僕たちには問題はない。でももし一緒にいる時間があったら、言葉を交わしたかもね」
「何の問題もない。僕の知るところでは、競り合いのときにはスペースを残すことになっているけど、今は本当にそうなのか分からない。でも僕たちは激しいレースができたのだから良いことだよ。今日はタフなバトルができて良かった」
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