武藤は今季初ゴールなるか!? リヴァプール対ニューカッスルについて知っておきたい7つのこと
サッカーキング2019年9月13日(金)21時0分
プレミアリーグ第5節でリヴァプールとニューカッスルが対戦する [写真]=Getty Images
今シーズン最初のインターナショナルマッチウイークが終わり、プレミアリーグが再開する。14日に行われる第5節では、首位リヴァプールが本拠地アンフィールドに14位ニューカッスルを迎える。今回が176回目となる注目の一戦を前に、知っておきたい7つのトピックを紹介する。
■対戦成績はリヴァプールが圧倒
公式戦における通算対戦成績は、リヴァプールが84勝42分け49敗と大きく勝ち越している。ユルゲン・クロップ監督の就任以降は、初対戦で敗れたものの、その後は無敗(3勝2分け)をキープ。現在3連勝中だ。またプレミアリーグでの対戦に限ると、アンフィールドでのニューカッスル戦は最近23試合で負けておらず(19勝4分け)、その全試合でゴールを決めている(計58得点:1試合平均2.5ゴール)。なお、リヴァプールがホーム開催のプレミアリーグで最後に負けたのは、2017年4月のクリスタル・パレス戦のこと。アンフィールドでは最近42試合無敗(32勝10分け)であり、ニューカッスルは厳しい戦いを覚悟しなければならないだろう。
■クラブ記録の13連勝
リヴァプールは前節のバーンリー戦を3-0で制し、昨シーズンの終盤から続くプレミアリーグでの連勝記録を「13」まで伸ばした。トップリーグ13連勝はクラブレコード、しかもすべての試合で複数得点を記録している。もしもこの試合で2得点以上を挙げて勝つことができれば、複数得点で14連勝を収めたプレミアリーグ史上初のチームとなる。なお、過去にプレミアリーグ14連勝を達成したのはマンチェスター・C(2回)とアーセナルだけで、最長記録はマンチェスター・Cが2017年12月にかけて達成した18連勝だ。
■キャリアが似ている“9番”対決
ホッフェンハイムを経由してプレミアリーグでのキャリアをスタートさせたブラジル人FW。今夏ニューカッスルに加入したジョエリントンの経歴は、リヴァプール在籍5年目のロベルト・フィルミーノとあまりにも類似している。同じエージェントに属する両者は、20歳を前にドイツに渡ってホッフェンハイムに加入。そこでの活躍が評価され、20代前半でイングランドに足を踏み入れた。現在はそれぞれのチームで9番を背負っている。ジョエリントンより5歳年上のフィルミーノは、欧州王者のエース番号に恥じない活躍を続けており、前節バーンリー戦ではブラジル人史上初となるプレミアリーグ50ゴールを達成した。ジョエリントンにとってフィルミーノは道標とすべき存在だ。
■ロバートソンとブルース監督の絆
今年7月、ニューカッスルはサポーターから絶大な人気を誇ったラファエル・ベニテスの後任として、スティーヴ・ブルースを新監督に迎えた。批判的な声もあるなか、ブルース監督への支持を表明した一人が、リヴァプールのDFアンドリュー・ロバートソンだった。ロバートンソンは2014年、ブルース監督が当時率いていたハル・シティに加入。指揮官からの熱烈なラブコールを受けての移籍だった。恩師の下で成長を果たし、今ではリヴァプールの主力、そしてスコットランド代表キャプテンとして活躍しているロバートソンは「ブルース監督の下で成長したおかげで、今の自分がある」と感謝を口にする。
■ブルース監督はリヴァプール戦が得意
下馬評では圧倒的に不利なニューカッスルだが、ブルース監督の存在は心強い。これまでの監督キャリアで“ビッグ6”のクラブを率いたことはないが、プレミアリーグでのリヴァプール戦は21戦で6勝9分け6敗と五分の成績を残している。さらに、最近17対戦に限ると、5勝8分け4敗と勝ち越しているのだ。直近の対戦は、ハルを率いていた2015年4月のことで、ホームゲームで1-0の勝利を収めた。まだニューカッスル・サポーターから信頼を勝ち取れていないブルース監督だが、直近のアウェイゲームでトッテナムを制した(1-0)のに続き、この試合でも勝ち点3を収めることができれば、風向きは大きく変わるはずだ。
■武藤には結果が必要
ニューカッスルに加入して2シーズン目を迎えている武藤嘉紀は、8月28日に行われたカラバオ・カップ(フットボールリーグ・カップ)のレスター戦で今シーズン初のスタメン出場を果たし、ゴールも記録した(ただし、チームはPK戦の末に敗退)。しかしプレミアリーグではここまで4試合中3試合に途中出場したのみで、得点にも絡めていない。ポジションを争うアンディ・キャロル、アラン・サン・マクシマン、ドワイト・ゲイルは負傷離脱中だが、前二者はすでに練習を開始。武藤には短い時間でも結果を出すことが求められている。なお、昨シーズンのリヴァプール戦は2試合ともに出場。昨年12月にアンフィールドで行われた一戦ではフル出場を果たしたが、無得点に終わった。今シーズン初、そしてアンィールドでの初ゴールに期待がかかる。
■予想オッズは?
イギリス大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』は日本時間13日正午現在、リヴァプールの勝利に「1.14倍」、ニューカッスルの勝利に「21倍」、ドローに「8倍」というオッズを付けている。過去の対戦成績や現在の順位を考えればリヴァプールが圧倒的に優位と予想するのは自然だろう。しかし、この試合は土曜日ランチタイムのキックオフ。各国代表チームに計11名を派遣したリヴァプールは、限られた時間で選手たちのコンディションを整える必要があり、ニューカッスルにも勝機はあるはずだ。
(記事/Footmedia)
■対戦成績はリヴァプールが圧倒
公式戦における通算対戦成績は、リヴァプールが84勝42分け49敗と大きく勝ち越している。ユルゲン・クロップ監督の就任以降は、初対戦で敗れたものの、その後は無敗(3勝2分け)をキープ。現在3連勝中だ。またプレミアリーグでの対戦に限ると、アンフィールドでのニューカッスル戦は最近23試合で負けておらず(19勝4分け)、その全試合でゴールを決めている(計58得点:1試合平均2.5ゴール)。なお、リヴァプールがホーム開催のプレミアリーグで最後に負けたのは、2017年4月のクリスタル・パレス戦のこと。アンフィールドでは最近42試合無敗(32勝10分け)であり、ニューカッスルは厳しい戦いを覚悟しなければならないだろう。
■クラブ記録の13連勝
リヴァプールは前節のバーンリー戦を3-0で制し、昨シーズンの終盤から続くプレミアリーグでの連勝記録を「13」まで伸ばした。トップリーグ13連勝はクラブレコード、しかもすべての試合で複数得点を記録している。もしもこの試合で2得点以上を挙げて勝つことができれば、複数得点で14連勝を収めたプレミアリーグ史上初のチームとなる。なお、過去にプレミアリーグ14連勝を達成したのはマンチェスター・C(2回)とアーセナルだけで、最長記録はマンチェスター・Cが2017年12月にかけて達成した18連勝だ。
■キャリアが似ている“9番”対決
ホッフェンハイムを経由してプレミアリーグでのキャリアをスタートさせたブラジル人FW。今夏ニューカッスルに加入したジョエリントンの経歴は、リヴァプール在籍5年目のロベルト・フィルミーノとあまりにも類似している。同じエージェントに属する両者は、20歳を前にドイツに渡ってホッフェンハイムに加入。そこでの活躍が評価され、20代前半でイングランドに足を踏み入れた。現在はそれぞれのチームで9番を背負っている。ジョエリントンより5歳年上のフィルミーノは、欧州王者のエース番号に恥じない活躍を続けており、前節バーンリー戦ではブラジル人史上初となるプレミアリーグ50ゴールを達成した。ジョエリントンにとってフィルミーノは道標とすべき存在だ。
■ロバートソンとブルース監督の絆
今年7月、ニューカッスルはサポーターから絶大な人気を誇ったラファエル・ベニテスの後任として、スティーヴ・ブルースを新監督に迎えた。批判的な声もあるなか、ブルース監督への支持を表明した一人が、リヴァプールのDFアンドリュー・ロバートソンだった。ロバートンソンは2014年、ブルース監督が当時率いていたハル・シティに加入。指揮官からの熱烈なラブコールを受けての移籍だった。恩師の下で成長を果たし、今ではリヴァプールの主力、そしてスコットランド代表キャプテンとして活躍しているロバートソンは「ブルース監督の下で成長したおかげで、今の自分がある」と感謝を口にする。
■ブルース監督はリヴァプール戦が得意
下馬評では圧倒的に不利なニューカッスルだが、ブルース監督の存在は心強い。これまでの監督キャリアで“ビッグ6”のクラブを率いたことはないが、プレミアリーグでのリヴァプール戦は21戦で6勝9分け6敗と五分の成績を残している。さらに、最近17対戦に限ると、5勝8分け4敗と勝ち越しているのだ。直近の対戦は、ハルを率いていた2015年4月のことで、ホームゲームで1-0の勝利を収めた。まだニューカッスル・サポーターから信頼を勝ち取れていないブルース監督だが、直近のアウェイゲームでトッテナムを制した(1-0)のに続き、この試合でも勝ち点3を収めることができれば、風向きは大きく変わるはずだ。
■武藤には結果が必要
ニューカッスルに加入して2シーズン目を迎えている武藤嘉紀は、8月28日に行われたカラバオ・カップ(フットボールリーグ・カップ)のレスター戦で今シーズン初のスタメン出場を果たし、ゴールも記録した(ただし、チームはPK戦の末に敗退)。しかしプレミアリーグではここまで4試合中3試合に途中出場したのみで、得点にも絡めていない。ポジションを争うアンディ・キャロル、アラン・サン・マクシマン、ドワイト・ゲイルは負傷離脱中だが、前二者はすでに練習を開始。武藤には短い時間でも結果を出すことが求められている。なお、昨シーズンのリヴァプール戦は2試合ともに出場。昨年12月にアンフィールドで行われた一戦ではフル出場を果たしたが、無得点に終わった。今シーズン初、そしてアンィールドでの初ゴールに期待がかかる。
■予想オッズは?
イギリス大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』は日本時間13日正午現在、リヴァプールの勝利に「1.14倍」、ニューカッスルの勝利に「21倍」、ドローに「8倍」というオッズを付けている。過去の対戦成績や現在の順位を考えればリヴァプールが圧倒的に優位と予想するのは自然だろう。しかし、この試合は土曜日ランチタイムのキックオフ。各国代表チームに計11名を派遣したリヴァプールは、限られた時間で選手たちのコンディションを整える必要があり、ニューカッスルにも勝機はあるはずだ。
(記事/Footmedia)
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