アルファロメオ代表、ライコネンがF1引退後もチームに関わることを熱望「何らかのポジションについてほしい」
アルファロメオ・レーシング・オーレンのチーム代表であるフレデリック・バスールは、キミ・ライコネンがF1を引退しても何かしらの立場からチームへの関与を続けてほしいと強く願っていると述べた。
新型コロナウイルスの検査で陽性となり、自宅で隔離を続けているためイタリアGPを欠席したライコネンは、9月1日に2021年シーズン末でグランプリドライバーとしてのキャリアに終止符を打つことを発表した。しかし41歳のライコネンは、F1引退後の人生設計に今のところは関心がなく、将来についての選択を急いでいないことを認めている。
バスールは、ライコネンの決断後に事態が落ち着くのを待ってから、ある時点で彼との時間を取り、おそらくはライコネンをスペシャルアドバイザーとしてチームに残す将来の協業の形について話し合うことを望んでいる。
「彼がすでに他のシリーズやこのようなポジションのオファーをいくつか受けているのを目にしているので、事態が落ち着くのを待つ方がはるかにいいと考えている」とバスールは語った。
「そのあとで、将来何ができるか話し合いの時間を持つつもりだ。私は心からキミに何らかのポジションに就任してほしいと思っているが、彼には時間が必要だと思う」
「今日、他の選択肢について『これとこれをやろう』などと選ぶのは彼にとって間違いだと考えている。彼は落ち着いて決断が何を意味するか理解しなければならない。そうしていれば将来について判断を下すタイミングになる」
ライコネンは2019年にアルファロメオに加入した。このチームでのベストリザルトは、これまでのところその年のブラジルGPでの4位フィニッシュだ。それ以降、ライコネンは今年のハンガリーGPを含むたった4レースでしかポイントを獲得できていない。
バスールは結果の不振を思い出すよりも、ライコネンが持ち込んだ、チームの発展に貢献した多くの資質に目を向けることを好んでいる。
「彼はチームに膨大な経験を持ち込むことができた。彼はこの20年間ドライブした。勝てるチームで、常にタイトルを賭けて戦っていた」
「そのことはチームが成長するにあたって大きなサポートとなった。私は日々の結果について話しているのではなく、中期的なプロジェクトの発展について話をしているのだ。彼はパフォーマンスがどこから生まれるのか完璧に理解している」
「また並行して、チームのイメージという点では大きな後押しとなった」
「もっと優れた結果を出したいし、さらに出していきたかった。それはレースの目的でもある。常により多くのことをしたいし、より多くを得たいものだ。このように、キミからのサポートは印象的なものだった」
「アルファロメオ」をもっと詳しく
「アルファロメオ」のニュース
-
アルファロメオ、新コンパクト『ミラノ』......改め『ジュニア』が世界初公開。HVに加え初BEVも4月17日12時46分
-
アルファロメオ、最新SUV『トナーレ』に“ヴェローチェ・スマート・パッケージ”を160台限定導入2月20日18時35分
-
FIA、元アルファロメオ/ザウバーF1のヤン・モンショーを新たなシングルシーター担当テクニカルディレクターに任命2月15日7時0分
-
ステークF1『C44』:ジェームズ・キーTDが制作途中で参加。フロントサスをプルロッドに変更、“全く新しいマシン”に2月6日5時16分
-
新生ステークF1、マシンのネーミングライツを持つKickカラーのグリーンをあしらった新車『C44』を公開2月6日4時21分
-
トレンドの翼端版を導入したウイリアムズ。アルファロメオはシーズン中にノーズを変更/2023年F1開発まとめ(1)12月25日19時57分
-
ザウバーとウイリアムズが2024年型F1ニューマシンのローンチデーを発表12月23日8時18分
-
『ステークF1チーム・キック・ザウバー』は暫定名称とチームが示唆。“最終版”は年明けに発表か12月20日17時55分
-
ザウバーF1、アルファロメオに代わる大型スポンサーを獲得。配信サービス会社との提携で2024年の車名は『KICK Sauber C44』に12月15日18時7分
-
ザウバーF1、2024年は周冠宇に安定したパフォーマンスの発揮を求める「少しの不振もミスも許されない」12月10日9時0分
スポーツニュースランキング
-
1球宴3度出場の元MLB戦士が大谷翔平に“疑念” 水原容疑者の違法賭博騒動にまさかの意見「突然、物語が変わった」 ココカラネクスト
-
2批判殺到!どこ投げてんだよ…! 大谷翔平、まさかの盗塁で“異変”が起きた…!? 相手捕手のリアクションがヤバすぎる 「古田さんも思わず苦笑」「さすがに無謀w」 ABEMA TIMES
-
3ホームランが幻に…ドジャースの希望を打ち砕く“スーパーキャッチ”で場内騒然 特大打を好捕「すげープレーきた!」ファン&解説者絶賛シーンが話題に ABEMA TIMES
-
4【広島】9投手使い切り死闘制す!もし不測の事態だったら…新井監督「矢野かキクに」と明かす/一問一答 スポーツ報知
-
5大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト