フェラーリPUのパワーアドバンテージが突然消滅との説。FIAのセンサー導入との関連も取りざた
2018年、メルセデスF1をパワーで上回ってきたともいわれるスクーデリア・フェラーリだが、この2戦、そのアドバンテージを失っているとの説が出てきた。
今年、ツインバッテリーシステムを使用するフェラーリが、密かに規則で制限されている以上のエネルギーを引き出している可能性があると考えたメルセデスは、FIAに問い合わせを行った。FIAはアゼルバイジャンとスペインで調査を行った後、モナコの初日プラクティスでもフェラーリのERSを監視した。その結果、違法な行為は行われていないという結論に達した。しかしFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングはその際、より簡単なプロセスで使用できるモニタリングシステムを導入する考えであると語っていた。
そしてAuto Motor und Sportは、フェラーリのストレートでのアドバンテージはシンガポールで突然消えたと伝えた。同誌は「FIAがふたつめのセンサーを追加。フェラーリのパワーアドバンテージが消滅」という見出しで報じ、FIAが追加センサーを入れたことが関係しているかもしれないと示唆している。
ルノーF1のマネージングディレクター、シリル・アビテブールが、独自のGPSでの測定に、最近フェラーリのパワーが低下したことが表れていると述べたとAuto Motor und Sportは報じた。
「シンガポールとソチで、フェラーリのパフォーマンスが落ち込んだことが、GPSデータからはっきりと見て取れる。それでもパワーが非常に優れていることは確かだが」とアビテブールは語った。
これに関してメルセデスのパワーユニット(PU)/エンジン部門責任者アンディ・コーウェルは、「ストレート終盤では彼らの方が大幅にパワーが勝っている」と言い、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフも「エンジンの面ではまだ彼らの方が少し優れている」と述べている。
2016年のF1チャンピオン、ニコ・ロズベルグは、フェラーリのパワー低下の可能性について聞かれ「そう判断していいとは思わない」と慎重な姿勢を示した。
「今後のレースを見ていこう。これからもそういう傾向がみられるなら、『何か起きた』と判断していいだろう。でもまだ今はそう言うのは早すぎる」
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