ハミルトン「セットアップ変更でアドバンテージを失った」メルセデス、レッドブル2台とのPP争いを予想/F1第17戦
2021年F1アメリカGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=2番手/2=3番手だった。
ハミルトンとチームメイトのバルテリ・ボッタスは、FP1では3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に約0.9秒の差をつけていたが、FP2でトップに立ったのは、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)だった。
ハミルトンはFP2で、ターン19におけるトラックリミット違反により、セッション最速にあたる1分34秒842を抹消されているが、ペレスのタイムとの差は約0.1秒にすぎない。
トラックサイドエンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「FP2はあまりうまくいかなかった」と認めている。
「タイヤがオーバーヒートしやすくて、一貫性を保つのが難しかった。ルイスの抹消されたタイムは多少競争力が高かったものの、それでもペースを失ったのは確かだと思う」
「原因はいくつも考えられる。我々がより気温の高いコンディションにうまく適応できなかったのかもしれないし、ライバルたちが改善したのかもしれないし、我々が施した変更の一部が予想どおりに機能しなかったのかもしれない。改善するためにやれることはたくさんあるので、対処可能な問題を見つけることができればそれが役に立つだろう。だが、FP2を見る限り、上位争いは極めて接戦になるという印象であり、レッドブルは2台ともポール争いに加わってくると感じる」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=2番手(1分34秒919:ソフトタイヤ/18周)/2=3番手(1分35秒310:ソフトタイヤ/22周)
全体的に良い一日だったが、やるべき仕事はまだあるね。最初のセッションはとてもうまくいった。でもFP2に向けていくつか変更をしたら、マシンが前ほど満足できる状態ではなくなった。ペースは悪くはないが、他の皆へのアドバンテージを少し失ったと思う。今夜データをしっかり掘り下げて原因を突き止める必要がある。
ここは路面にバンプがあるから、タイヤの温度を維持するのに苦労する。そして、以前よりもデグラデーションが大きくなっているんだ。
とはいえ生産的な一日となり、たくさんの発見があった。明日に向けてそれをうまく利用し、改善につなげていけるはずだ。
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