MotoGP:ロッシ、オーストラリアは「何よりも天候がどうなるか分からない」とコンディション変化を警戒
10月26日から開幕するMotoGP第17戦オーストラリアGPを前に、モビスター・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスが意気込みを語った。
■バレンティーノ・ロッシ(MotoGPクラスランキング3位)
日本GPではトップ争いに加わることができず、最終的に4位で終わったロッシ。ドビジオーゾがノーポイントに終わったことで、その差は9ポイントに縮まった。
フィリップアイランドはロッシが得意とするコースで、2017年までの21戦中17回表彰台を獲得、MotoGPクラスでは通算6勝、15回表彰台に立っている。
直近では2014年に優勝し、この勝利は2005年以来となるフィリップアイランドでの優勝となった。また、2016年には予選でQ2に進めず、15番グリッドからのスタートとなったが、追い上げて2位に入賞。2017年も接戦を制して2位表彰台に立った。
「オーストラリアGPは大好きなレース。ここに来るといつもハッピーになる。フィリップアイランドとコースが大好きなんだ。昨年は素晴らしいレースとなり、僕が2位、マーベリックが3位となった」
「今年もポジティブなレースがしたいが、オーストラリアGPは少し特殊で、コースは他と異なり高速だ。何よりも天候がどうなるか分からない。いつものようにベストをつくすつもりだ」
■マーベリック・ビニャーレス(MotoGPクラスランキング4位)
タイGPで久しぶりにトップ争いに加わり3位表彰台を獲得したビニャーレス。その期待を持って臨んだ日本GPでは7位に終わった。
フィリップアイランドでは、Moto2時代の2014年に優勝、MotoGPクラスでは2015年に6位、2016年に3位、2017年も3位に入賞している。
「日本GPではベストをつくしたが、十分ではなかった。オーストラリアに集中しよう。フィリップアイランドは大好きなサーキットのひとつ。コースレイアウトが好きだし、フィリップアイランドに行けることがうれしいんだ」
「去年は3位に入賞し、ヤマハのダブル表彰台だった。だからレースに向けてモチベーションは高い。フィリップアイランドは、僕にとっていい思い出をもたらすサーキットだ。Moto3、Moto2、MotoGPの3クラスで表彰台に立つことができ、2014年にはMoto2クラスで優勝することができた」
「昨年はマシンの加速もよかった。チームは終盤戦、とても頑張っているので、いつものように強く、オーストラリアで再び表彰台に立てるようにトライする。バイクのセットアップにトライして、今シーズンベストとなるウイークにしたい」
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