F1第17戦アメリカGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2021年F1第17戦アメリカGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)だ。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
セバスチャン・ベッテル 決勝=10位
今日は1ポイントしか獲得できなかったけれど、そのために激しい戦いをしなければならなかった。グリッド降格ペナルティを受けたものの、素晴らしいリカバリーができたと思う。クリーンエアのなかを走っている時にはペースが良かった。
路面温度が高い状態でタイヤマネジメントをしなければならず、予想したとおり、誰にとっても難しいレースだった。
皆がかなり早い段階でピットストップした時はうれしかった。他の人たちより長いスティントを取ることで、チャンスをつかめるかもしれないと分かっていたからだ。最初のタイヤで長く走った結果、終盤の肝心な場面で、周囲よりも新しいタイヤで走ることができた。そうしてトップ10に入れたわけだ。
チームは良い戦略を選んでくれたね。あともう何周かあれば、角田(裕毅)を捉えることができただろう。でも僕たちのスタート位置を考えれば、1ポイントを獲得できたことは良い結果だと思うよ。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=9位
今日はいい一日でした。選手権においてチームにとって重要なポイントを稼ぐことができたので、とても満足しています。
今日は暑くて、とても厳しいコンディションでした。ソフトタイヤでスタートするのは簡単ではなかったです。周囲とは違う戦略で走ることになりましたが、それによってオープニングラップにはアドバンテージがあったので、それを最大限に活用することを目指しました。
今日はペースがとても良く、ポイントを獲得することができたのでうれしいです。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=8位
とても難しいレースだった。風のコンディションと気温の影響で、タイヤの管理がとても難しくなってしまったんだ。それによって、ペースの面でフェラーリに対抗するのが難しかった。彼らは今日、強力だったね。
僕自身がもっとうまくやれただろうエリアもいくつかあると思っている。たとえば、ある動きに対する防御もそのひとつだ。
スタートはかなりエキサイティングだったけれど、フェラーリ勢の前の位置を維持することができなかった。だからそれほどいい日ではなかったね。
でも自分たちを奮い立たせてメキシコに臨むよ。もうマシンに戻りたいと思っているんだ。チャンピオンシップの(3位)争いでいい方向に進めるよう、懸命に取り組んでいく。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 決勝=7位
僕にとっては不満の残るレースだった。なぜなら5位でフィニッシュできるペースがあったのに、今日は物事が僕たちの思うようには進まなかったんだ。
1周目にマクラーレンの2台と戦わなければならなかった。互いにポジションを何度も入れ替えるような激しい戦いで、最後にはランド(・ノリス)だと勘違いして(ダニエル・)リカルドを前に出してしまった。
第2スティントでも、すぐにダニエルの後ろを走ることになった。僕たちは、アンダーカットを仕掛けた。うまくいけば、ダニエルの前に出て、シャルルの後ろでクリーンエアのなかを走れたはずだが、残念ながらピットストップに時間がかかり、ふたたびダニエルの後ろで抑えられる形になった。彼を抜こうとあらゆるラインを試しているうちにタイヤを傷めてしまい、最後には(バルテリ・)ボッタスに追いつかれてしまった。
この結果は僕たちのパッケージのポテンシャルを表していないから、苛立っている。2戦連続、ピットストップで不運なことがあったから、この後、運が好転することを願っているよ。ポジティブな面としては、マシンの感触は良かった。次のトリプルヘッダーにもこの調子で臨めるだろう。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=6位
これといって何の出来事もないレースだった。できる限りのことはしたけれど、ポジションを上げていくことが難しかったんだ。ここの気温の高さとコース特性からして、そうなることは分かっていた。
ファーストスティントでは、アルファタウリに引っかかり、大量の時間を失った。前のマシンが自分より遅くても、簡単にオーバーテイクできるだけのペース差はなかったんだ。
チャンスにつながりそうなセーフティカーなどの出来事もなかった。グリッドペナルティを受けて、降格された位置を考えると、これ以上のことをするのは難しかったのではないかと思う。
あまり強さのない週末だったが、前があいている状態で走ると、マシンの感触は良かったし、チームとして前進するために役立つことを学ぶこともできた。
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