スーパーGTが2020年からフルコースイエローを導入へ。「観ていて面白いレースを」
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表は、11月2日にツインリンクもてぎで行われたGTA定例記者会見のなかで、2020年からこれまでのセーフティカーのシステムに代わり、フルコースイエロー(FCY)を導入する意向を明らかにした。
スーパーGTではこれまで、レース中にアクシデントが起きた場合セーフティカーが導入され、GT500クラス、GT300クラスの混走であるため一度メインストレート上で順位整理が行われ、リスタートを迎えるシステムが採られていた。
ただ、2016年からSC中のピットインがスポーティングレギュレーションで禁じられてからは戦略上レース展開を左右するシーンが数多く見られており、セーフティカーのタイミングで上位進出の機会を失うチームや、逆に大きな利を得るチームが見られていた。
そんななか、坂東代表は11月2日の定例記者会見のなかで、セーフティカーについては「もう少しクリアにしたい」とし、「2020年からフルコースイエローを導入する」と明らかにした。
これまでも坂東代表はFCYの導入を検討していることを何度か語っていたが、課題となっていたのはシステム面。これまで導入が検討されていたシステムでは、減速した車両の速度管理を行うために、すでに導入可能なサーキットがある一方で、まだ対応できないサーキットがあったり、また日本国内では、F1やWEC等の国際レースでは電波法で使用が認められる部分が、国内シリーズでは使えないなど、コストをはじめさまざまなハードルがあった。
そこで、スーパーGTでは、F1やF2/F3、DTM、ル・マン等でコース上の安全に関する設備を手がけているEMモータースポーツ製の、計時システムを使ったFCYのシステムを採用し、今後オフシーズンにテストを重ねた後、来季から導入する意向だという。
システムの導入にあたって大きなコストは発生するものの、「少しでも観ていて面白いレースを作っていきたい」と坂東代表は語る。戦略面でも大きな影響があるが、クリアな戦いができることでよりファンやチームにとってはプラスになる決定になりそうだ。
「スーパー」をもっと詳しく
「スーパー」のニュース
-
Minisforum「AtomMan G7 Pt」発表 - Ryzen 9 7945HX/Radeon 7600M XT搭載のスーパーハイエンド5月27日15時28分
-
YOMIKO、新生活シーズンにおける世代別の買い物特徴を大規模購買履歴データで分析5月27日15時16分
-
【3COINS】ちょっと一人分のご飯がほしい…そんな時! レンジで簡単、スリコ「一人炊き用炊飯容器」を使ってみた5月27日13時30分
-
2024スーパー耐久第2戦富士24時間に過去最高の5万4700人が来場。昨年より7700人増5月27日12時24分
-
『QUOカードPay』スーパーマーケット「いなげや」「ina21」「blooming bloomy」で5月27日(月)よりご利用いただけるようになります!5月27日10時46分
-
【順位結果】2024スーパー耐久第2戦富士24時間レース 決勝5月26日18時34分
-
S耐24時間オールナイトFUJI 3日間で過去最高の延べ54,700人のお客様が来場!5月26日17時16分
-
【途中経過】2024スーパー耐久第2戦富士24時間/決勝16時間後5月26日7時55分
-
スーパーの中に猫!キャットフード売り場に誘導してきて...... 猫天国のトルコ・イスタンブールに暮らす人に現地の事情を聞いた5月25日23時59分
-
【途中経過】2024スーパー耐久第2戦富士24時間/決勝8時間後5月25日23時29分