ソフィア・フローシュの11時間近くにおよぶ手術が終了。「麻痺の心配はない」
第65回マカオグランプリのFIA F3ワールドカップの決勝レースで、リスボア・ベンドのアウト側のフェンスを突き破りクラッシュしたソフィア・フローシュ(ファン・アメルスフールト・レーシング)だが、マカオのコンデ・ジャヌアリオ総合病院に搬送された後、11月19日に11時間近くにわたる手術が行われ、四肢の麻痺もなく手術が成功した。BBCが伝えている。
フローシュは、FIA F3ワールドカップの決勝レースで、1周目にリスボアで起きたクラッシュのため導入されたセーフティカーランのリスタート時、前を走っていたユアン・ダルバラ(カーリン)と接触。後ろ向きに滑走し、縁石に跳ね飛ばされた後、ターンインしていた坪井翔(トムス)のマシンにヒット。チームによれば時速276kmでキャッチフェンスを突き破り、アウト側にあったカメラマン台に激突した。
マシンはその後、ウォールにノーズ側が乗るようなかたちで落下したが、その直後からフローシュは手を動かしている状態が写真で確認されている。その後フローシュは搬送された後、11月19日に11時間近くかけて、脊椎骨折に対する手術が行われた。
故意にゆっくりと、慎重に進められた手術では、骨折した脊椎を修復するために、臀部から骨をとる作業が行われたという。
チーム代表のフリッツ・フォン・アメルスフールトは「すべてが機能し、順調だ」とBBCに対して語っている。
「麻痺がもっとも恐ろしい恐怖だった。そのため、手術は意図的に慎重に行われたんだ。脊髄が傷つく危険があったからね。彼女はいまは回復しており、すべてがうまくいっていることを非常に嬉しく思っているよ。まったく麻痺の心配はない」
デイリーメールによれば、フローシュは1週間ほどマカオで入院した後、ドイツに帰国する予定だという。チーム代表のアメルスフールトは「彼女はレースに復帰するだろうと思っているよ」と語っている。
「幸いオフになったからね。彼女には回復する時間がある。レースの血は常にそういうものだ。だから私たちはこのスポーツが大好きなんだよ」と語っている。
また、手術を見守ったフローシュの父親は、「彼女がまたレースをするかどうかはまだ話していない。まだあまりに早すぎるからだ」と語っている。
「でも、彼女を止めるようなことは何もしないと思う」
一方、このクラッシュに巻き込まれるかたちになった坪井、撮影していた南博幸フォトグラファーも、やや気分が優れない等はあるものの、19日に無事に帰国している。
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