F1アブダビGPのタイヤ選択が明らかに。レッドブル&トロロッソは最もソフト寄りの選択
F1タイヤサプライヤーのピレリが、2019年最終戦アブダビGPに向けて各ドライバーが選択したタイヤコンパウンドの内訳を発表した。
ヤス・マリーナ・サーキットを舞台に開催されるアブダビGPに持ち込まれるタイヤは、最も硬いハードタイヤ(ホワイト)がC3、中間のミディアムタイヤ(イエロー)がC4、最も柔らかいソフトタイヤ(レッド)がC5となっている。
レッドブル・ホンダは、前戦ブラジルGPで今シーズン3勝目を飾ったマックス・フェルスタッペンとチームメイトのアレクサンダー・アルボンが同じ選択をしており、ソフトタイヤが9セット、ミディアムタイヤが3セット、ハードタイヤが1セットとなっている。
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはソフトタイヤが9セット、ミディアムタイヤが3セット、ハードタイヤが1セット。ブラジルGPでF1初表彰台を獲得したチームメイトのピエール・ガスリーはソフトタイヤを9セット、ミディアムタイヤとハードタイヤを2セット選択している。
メルセデス勢はルイス・ハミルトンがソフトタイヤを8セット、ミディアムタイヤを3セット、ハードタイヤを2セット選択。バルテリ・ボッタスはソフトタイヤが同じく8セット、ミディアムタイヤを4セット、ハードタイヤが1セットだ。
フェラーリ勢はセバスチャン・ベッテルがボッタス同じ選択をしており、シャルル・ルクレールもハミルトンと同様の内訳となっている。
なおアブダビGP終了後には同地でタイヤテストが行われる予定であり、このテストが2020年仕様タイヤの最終テストとなる。第19戦アメリカGPのフリー走行1回目でも2020年仕様のタイヤを履いて走行が行われたが、ドライバーからはグリップ不足だという意見が上がっていた。
そのため2020年シーズンは2019年仕様のタイヤを継続するという案も検討されているが、アブダビでのテスト後に投票が行われ、そこで新しい2020年仕様のタイヤを導入するのか、あるいは来年も2019年仕様のタイヤを使うのかが決まることになっている。
「タイヤ」をもっと詳しく
「タイヤ」のニュース
-
F1マイアミGP FP1:フェルスタッペン最速。角田はミディアムタイヤで8番手、アルピーヌ勢がトップ10入り5月4日2時49分
-
【前橋競輪 ミッドナイト 2日目6R】1着の岡部芳幸「藤男さんのためにも頑張った」5月3日0時35分
-
F1スプリントのフォーマット変更で使えるタイヤの数は減少。走行量が減り「ファンにとって残念なこと」とアロンソ5月2日11時50分
-
タイヤの摩耗を「見える化」 住友ゴム工業と村田製作所が共同開発5月2日9時0分
-
【地下鉄なのにパンク?】タイヤのパンクで運休した札幌の地下鉄、ホームで聞こえる謎の「チュンチュン」音の正体を教えてもらった4月30日11時17分
-
優勝争いで再び激突した二人の王者。勝負に備えたバニャイアとタイヤが限界を迎えたM.マルケス/第4戦スペインGP4月29日15時15分
-
ペドロサが3位に繰り上げ、2017年最終戦以来の表彰。タイヤ空気圧の不足でクアルタラロ含む5人に8秒ペナルティ/第4戦スペインGP4月28日1時16分
-
スーパーGTのタイム合算予選方式が第1戦を踏まえ一部改定。基準タイムやグリッドの扱いが変更に4月27日13時38分
-
ゴールデンウィークはタイヤのトラブルに注意お出かけ前にはタイヤの点検を!4月26日13時16分
-
3時間で争われるスーパーGT第2戦富士の持ち込みタイヤ数と義務ピット回数が発表。モラルハザードは1名が適用4月25日18時13分