MotoGPヘレス公式テスト2日目は新型カウルやパーツが続々登場。残るテストは2月のセパン&インドネシア
11月19日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2022年シーズンに向けたMotoGPヘレス公式テストが2日間の日程で開催。2日目はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が総合トップタイムをマークした。
2022年に向けた初の公式テストでは、2日もドライコンディションとなった。ホンダのマルク・マルケスは複視が原因で初日から不参加で、この日コースに出なかったのはステファン・ブラドル(ホンダ・レーシング・コーポレーション)、ミカ・カリオ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、津田拓也(スズキ・テスト・チーム)のテストライダー3人だ。
ドゥカティは、エアロボディ、エアインテーク、ロングエキゾースト、ホールショットデバイスのテストを継続した。
ホンダはポル・エスパルガロが2022年型RC231Vに乗り換え、シャシー、エンジン、エアロパッケージのテストに取り組みながら、データ収集に専念。中上貴晶も2022年型のマシンを走らせた。
スズキはジョアン・ミルとアレックス・リンス、シルバン・ギュントーリがテストに参加。2022年型のエンジン、新スイングアーム、に新エアロボディなど初日に続きテストを行った。ヤマハは新しいフロントフェアリングを準備し、各ライダーが走行を行った。
ファクトリー体制だが、コンセッションの優遇措置を受けるアプリリアはセットアップに重点を置いていたが、2日目はシャシー、エキゾースト、3タイプのエアロパッケージを試すテストプログラムに取り組んだ。
KTMはテストライダーのダニ・ペドロサとともにエアロパッケージを検証している。どのメーカーのライダーも2日間で約100周を走り込み、年内最後のテストを締めくくった。
2021年はこのヘレステストで終了。次回はセパン・インターナショナル・サーキットで1月31〜2月2日にシェイクダウンテスト、2月5〜6日にセパンテスト、そして2月11〜13日にインドネシアテストが行われる。
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