森友哉、オリックス入り決断 なぜ巨人は「避けられた」のか
(C)Getty Images
新天地は生まれ育った大阪の地になりました。
今オフのFAの目玉、西武の森友哉捕手がオリックス入りを決断しました。11月15日には森から西武に対して移籍の連絡があった模様で、渡辺久信GMは人的補償を求める考えがあることを報道陣に明かしました。
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そこで一つの疑問が湧いてきます。なぜ森は、巨人を選ばなかったのでしょうか。
スポーツ紙の記者は言います。
「森についてはスポーツ紙にも『巨人が調査』という記事が出ました。数年前までは、『巨人が調査』イコール『獲得濃厚』だったんです。巨人はプライドも高いので、『ふられる』ことを嫌う。水面下で打診したとしても脈がなさそうな場合、報道されずに撤退したFA選手は過去に何人もいたと聞きます。それが今では、恋敵のオリックスに持って行かれてしまうんですから、時代は変わりましたよ」
むしろ巨人の「健全化」の表れと語るスポーツ紙のデスクもいます。
「法外なマネーゲームには応じないということでしょう。今季のオリックスは26年ぶりの日本一で観客増もあったし、吉田正尚選手のポスティング制度を利用したメジャー移籍もあって、譲渡金が見込まれる。森選手に4年総額16億円との報道もあれば、20億円という報道もあるなど、オリックスの財力は群を抜いています。一方の巨人は近年、『適正価格』にこだわる。他の主力選手とのバランスが崩れる金額は出さないという方針は、むしろ正しいとも言えるわけです」
一方で森の「身辺」に言及したツイートも人気を集めました。元近鉄投手の加藤哲郎氏は、森のオリックス決定的の記事を引用する形で、こうつぶやいたのです。
「面倒くさい先輩がおる球団には行きたくないわな」
大阪桐蔭の、あのスーパースターを想定したツイートであることは間違いないでしょう。
結局巨人は今オフ、このままFA市場から獲得することなく、財布のひもを閉じてしまうのか…。かつては「爆買い」とも呼ばれたストーブリーグの巨人。一抹の寂しさを覚えてしまう人も、中にはいるかもしれません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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