王座逃したマルティン「僕のせいだった。いつか世界チャンピオンになると約束した」/第20戦バレンシアGP
11月26日、2023MotoGP第20戦バレンシアGPの決勝レースがリカルド・トルモ・サーキットで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾り、チャンピオンに輝いた。一方、王座を狙ったホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)と接触してクラッシュ。リタイアに終わり、自ら王座を逃したマルティンがレースを振り返った。
■ホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)
「まずはバニャイアにおめでとうと言いたい。僕はこのチャンピオンシップが大好きだし、彼はシーズンを通して素晴らしい仕事をした。ドゥカティにとっても嬉しいことだ。僕自身、決勝後は泣く日になりそうだ。サテライトチームに所属して達成したことを祝う日のような気がするし、僕たちは歴史的なことを成し遂げたと思うし、(スプリント、決勝あわせて)13勝には満足している」
「何回表彰台に上がったかも、何周リードしたかも分からない。今シーズンは素晴らしい仕事をしたと思う。目標はトップ3に入ることだったし、はるかに上回る結果を残した。しかし、チャンピオンが手に入るなら、それを失いたくないのは確かだよ。シーズンの後半から今までは僕たちが最も強かったと感じている」
「(クラッシュ時は)マルク(・マルケス)を狙って、追い越そうとした。ポジションは取れていたと思うが、その後彼がブレーキを外した。僕がすでにコーナーにいたとき、彼がラインを詰めてきたように感じたんだ。何もできなかった」
「接触でのクラッシュだったから彼(マルク・マルケス)のクラッシュも残念だ。でもその後は、チームに戻って一緒に泣きたいと思った。そして今、僕はこのことを忘れている。将来にとって素晴らしい経験になると思う。今ではかなり成熟したチームになり、もっと長く戦えると思う」
「彼には申し訳ない。いろいろなことが重なってのことだったと思うし、彼のせいではないと思うけど、僕のせいだった。彼が(ホンダで)最後のレースだったので、残念でもある」
「僕はチームにいつか世界チャンピオンになると約束した。確かにそれは今回ではなかったし、来年ではないかもしれないけど、僕にはそれができると感じているので、できればそうなりたいと思っている」
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