【W杯】「見ていて歯痒かった」コスタリカ戦で無得点の日本代表に元W杯戦士も苦渋のコメント「前半に取っておくべきだった」
(C)Getty Images
サッカー日本代表は、カタールワールドカップ2戦目のコスタリカ代表戦に0−1で敗れ、今大会初黒星を喫した。この試合で日本は、シュート数では相手を大きく上回る14本を放つもゴールを割れず、逆にコスタリカは少ないチャンスを活かし得点に繋げるなど、対照的なゲーム展開となった。
日本は、初戦のドイツ代表戦で見せたような攻撃での勢いは感じられず、守備でもバックラインでのパスミスから得点を奪われるなど、悔やまれる敗戦となってしまった。
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試合全体を通して、どこか消極的にも映ったこの日の日本の戦いぶりには、W杯出場経験のあるベテラン現役プレーヤーも、やるせなさを感じていたようだ。
日本代表として2010年の南アフリカワールドカップに出場し、現在もJ3のY.S.C.C横浜に所属する松井大輔が、日本のゲーム翌日となる11月28日に自身のYouTubeチャンネル『松井大輔 / Daisuke Matsui』を更新、「【W杯速報】日本代表がコスタリカに敗北!!「全然、機能してない試合だった」スペイン戦は〇〇を修正しないと厳しい…」の中で、コスタリカ戦について思いのたけを語っている。
「最近でいちばん、イライラした試合になっちゃったね」
冒頭より、そう語りながら敗戦の口惜しさを述べた松井氏。続けて前半戦の日本について「チャンスらしいチャンスは無かったし、シュートもそんなに打ってない。観ていてすごい歯痒かったね」と感想を述べた。
また、コスタリカが序盤から守りを固めてきたことにも触れており「相手に5枚のラインを敷かれた場合、それをどうやって打開するのかというのか考えなきゃいけなかったと思う」として、ここでも日本の対応に苦言を呈している。
さらに、前半の戦い方には「内容は振り返ることができない。やっぱり攻める姿をみせないとダメだと思うんですよね。前半に(得点を)取っておくべきだった」と強い言葉で不満を口にしている。
他にも、日本の守備に関してディフェンスラインは「最初からずっと、安定していました」と印象を語りながらも「ただ、一つのパスミスが失点につながるということがわかりましたよね」と表情を歪めながら、失点の場面を振り返った。
松井氏は「三笘君はあれだけ短い時間に3回くらいチャンスを作っていた」として、このゲームでも途中出場で存在感を放っていた三笘薫をスペイン戦での先発起用を提言するなど、最初から攻撃的布陣で行くべきと主張している。
「3戦目のスペインはオリンピックでもやっている。足の速い選手に預けてのカウンター攻撃が良いんじゃないかと思います」
その言葉の通り、再び高い攻撃意識で臨む必要がある、12月1日のスペイン戦。グループリーグ突破へ向け、勇気を持ってゴールに迫る姿を期待してやまない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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