リカルド、自力でレッドブルF1傘下に戻ったハートレーの忍耐力に感銘を受ける
AUTOSPORT web2017年12月19日(火)13時46分
ダニエル・リカルドはブレンドン・ハートレーがレッドブルF1の傘下に戻ってきたことを歓迎しており、彼の忍耐力と不屈の精神に感銘を受けたと語った。
現在28歳のハートレーは2017年シーズン終盤にトロロッソに加入し、F1へのステップアップを果たしたが、18歳の頃にもレッドブルからスターダムへのチャンスを与えられていた。
しかしながらハートレーは2010年にレッドブル・ジュニアチームから脱落。それでも彼は立ち直り、ポルシェからWEC世界耐久選手権に出場して好成績を収めるなど、他のレースカテゴリーでスキルを磨いてきた。
レッドブルは2017年のル・マン優勝者となったハートレーに2度目のチャンスを与えた。彼はピエール・ガスリーとともに、カルロス・サインツJr.とダニール・クビアトが離脱したトロロッソの、シーズン末のラインアップに加わったのだ。
「ブレンドンの場合、決定的な要素は忍耐力にあると思う」とダニエル・リカルドは語る。
「彼はレッドブルの一員であったけれども、そこから離れ、その後はレトロカーを含む別のシリーズに参戦していた。彼は常に自分を鼓舞してきたんだ」
「彼はいろいろな人に定期的に電話をしては、『チャンスが欲しい、ドライブさせてほしい』と催促していた。そしてついに結果が出て、うまくいき始めたんだ」
リカルドはまた、ハートレーがF1デビューを彼自身の力で実現させたという事実に感銘を受けている。
「彼は自分ですべてやり遂げた。彼には裕福な家族がいるわけではない。自分で機会を作り出し、レッドブルはそれを評価して2度目のチャンスを与えた」
「彼は今でははるかに成熟しているから、プレッシャーにもうまく対処できると思うよ」
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