ボッタス、メルセデスF1でのベストレースに2019年オーストラリアGPを選出「先に進むために大きな自信を得た」
バルテリ・ボッタスは、メルセデスで過ごした5年間における最高の勝利として2019年F1第1戦オーストラリアGPを挙げ、そして最高のマシンには2020年の『W11』を選出した。
2016年のアブダビGPでタイトルを獲得して世界チャンピオンになったニコ・ロズベルグが、そのたった数日後にF1から引退するという衝撃的な決断を下したことを受け、2017年初頭にチーム代表のトト・ウォルフがボッタスを後任に選んだ。
ボッタスは2017年から2021年にかけて10回の優勝と67回の表彰台、そして1738ポイントをメルセデスにもたらし、その充実した期間に5回のコンストラクターズタイトルをもチームの記録に付け加えた。
最も記憶に残る瞬間として、ボッタスがメルセデスで自身初のF1優勝を飾った2017年ロシアGPを選ぶだろうと人は予想するかもしれない。しかし32歳のボッタスは、2019年のメルボルンでのシーズン開幕戦における優勝を選ぶという。ボッタスはそれがF1での最高のレースだったとも考えている。
「厳しい2018年を終えた後、2019年は大成功で始まった」とアルファロメオに移籍するボッタスは、メルセデスのYouTubeチャンネルに投稿された動画のなかで語った。
「オーストラリアでの大勝利だ。ルイスの20秒前でフラッグを受けたと思う。それが自分にとって今までで最高のレースだったと言える」
「簡単ではなかったが、でもほとんど簡単なように感じた。僕はコントロールができていたし、落胆から強くなって復活するという完全な決意があった。あの経験は本当に素晴らしい気分だった。先に進むにあたって大きな自信を得ることができたよ」
「あのシーズンの最後を、僕はドライバーズ選手権2位でフィニッシュし、チームとしては鈴鹿でタイトルが決まった。僕は前年のリベンジとなるバクーと、日本とアメリカでも優勝した。レースで勝つのに素晴らしい場所だった。あれらの勝利はすべて素晴らしかったよ」
メルセデス在籍中に、ボッタスは常に勝てるマシンを自由にできた。そのマシンは確かに頻繁に圧倒的優位に立っていた。だがボッタスは、メルセデスの2020年型マシンであるW11が、思い出の特別な場所を占めていると語っている。それは、そのマシンが同年にオーストリアとロシアで優勝するためのパワーをくれたからというだけではないという。
「あのマシンは特に僕にとっては怪物だった。あれは本当に速かった。純粋なパフォーマンスの点であのマシンに勝てるものはない。美しいマシンで、ドライブするにも素晴らしかったよ」
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