接客業経験者の3割「接客時のマスク着用は禁止」 7割が「感染症を移される不安を持ったことがある」
エアトリは2月7日、「マスクの着用」に関する調査結果を発表した。調査は2月上旬にネット上で実施し、20〜70代の男女1322人から回答を得た。
自分が感染症にかかっている時に「外出時にマスクを着用するか」を聞いたところ、多くが「常に着ける」(71%)と回答。一方で「時々着ける」(21.3%)、「着けない」(7.8%)という人も合わせて3割ほどいた。
「ビバリーヒルズの高級店で店員がマスクをしているのを見たことない」(70代男性)
続いて、感染症が流行っている時は、約半数が「常に着ける」(47.8%)と回答。どちらでもない通常時には「着けない」(64.1%)という人が多数を占めた。
いずれの状況でも「常にマスクを着けない」とした割合は、男性(8.8%)が女性(2.3%)より多かった。さらに、年代別では「70代」(11.2%)、「50代」(6.8%)、「40代」(5.6%)、「60代」(4.7%)の順で高く、中高年でマスクを嫌う傾向が際立った。マスクを着けない理由としては
「息がしにくい」(70代男性)
「めがねのレンズが曇るので」(70代男性)
「邪魔」(50代女性)
という声が出ていた。
一方、接客業の経験者のうち、7割以上が「客から感染症を移される不安を持ったことがある」(73.2%)と回答。また、接客中のマスク着用については、約3割が「禁止されている」(26.8%)と答えた。
感染症予防のため、接客者がマスクを着用することについては、合わせて9割以上が「賛成」(62%)、「条件付き賛成」(30.9%)が回答。「反対」(1.4%)、「どちらとも言えない」(5.7%)という意見も一定数あった。
条件付き賛成とした人からは
「表情が分からない上に何を言っているのか分からないことが多く、不快なため、常時着用されると迷惑だが、感染症が拡散しているときは、お互いの予防の為必要だと思う」(40代女性)
「今は口元が見えるマスクもあるみたいなのでお店ではそういうのを活用して欲しい」(40代女性)
という声が寄せられた一方、反対派からは「客を感染者と思うなら接客の仕事をするな!」(60代男性)、「ビバリーヒルズやサウスコーストなどのショッピングセンターの超高級店で店員がマスクをしている姿など見たことがない」(70代男性)という意見もあった。
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