新型コロナウイルス「相談・受診の目安」公表…厚労省
リセマム2020年2月18日(火)13時45分
感染拡大が続く新型コロナウイルスについて、厚生労働省は2020年2月17日、「相談・受診の目安」を公表した。相談の目安を「37.5度以上の発熱が4日以上」「強いだるさや息苦しさ」とする一方、風邪症状がある際は学校などを休んで外出を控えるよう求めている。
厚生労働省によると、新型コロナウイルスは、ウイルス性の風邪の一種。発熱やのどの痛み、咳が1週間前後にわたって長引くことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いことが特徴。感染からは発症までの潜伏期間は、1日から12.5日(多くは5~6日)とされている。
新型コロナウイルスは、感染者のくしゃみや咳などと一緒にウイルスが放出されて口や鼻などから吸い込んで感染する「飛沫感染」、感染者がくしゃみや咳を押さえた手で周りの物に触れ、ほかの人がそれを触ってウイルスが付着した手で口や鼻を触って粘膜から感染する「接触感染」によってうつるといわれている。予防には、風邪や季節性インフルエンザと同じように咳エチケットや手洗いなどが重要だという。
「相談・受診の目安」では、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く人(解熱剤を飲み続けなければならない人も同様)、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある人について、各都道府県が設置している「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう示している。
高齢者、糖尿病・心不全・呼吸器疾患(COPDなど)の基礎疾患がある人、透析を受けている人、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている人については、重症化しやすいため、同様の状態が2日程度続く場合には相談すべきとした。
妊婦に対しては、念のため重症化しやすい人と同様に早めの相談を助言。小児については、「現時点では重症化しやすいとの報告はない」とし、新型コロナウイルス感染症については目安どおりの対応を求めている。
相談や受診の前に心掛けてほしいことについては、「発熱などの風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える」「発熱などの風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく」の2点をあげている。
相談後については、帰国者・接触者相談センターから勧められた医療機関を受診し、複数の医療機関を受診することは控えるよう要求。医療機関を受診する際は、マスク着用や手洗い、咳エチケットを徹底するようお願いしている。
厚生労働省によると、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気のほうが圧倒的に多い状況。インフルエンザなどの心配があるときは、通常と同様にかかりつけ医などに相談してほしいという。
厚生労働省によると、新型コロナウイルスは、ウイルス性の風邪の一種。発熱やのどの痛み、咳が1週間前後にわたって長引くことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いことが特徴。感染からは発症までの潜伏期間は、1日から12.5日(多くは5~6日)とされている。
新型コロナウイルスは、感染者のくしゃみや咳などと一緒にウイルスが放出されて口や鼻などから吸い込んで感染する「飛沫感染」、感染者がくしゃみや咳を押さえた手で周りの物に触れ、ほかの人がそれを触ってウイルスが付着した手で口や鼻を触って粘膜から感染する「接触感染」によってうつるといわれている。予防には、風邪や季節性インフルエンザと同じように咳エチケットや手洗いなどが重要だという。
「相談・受診の目安」では、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く人(解熱剤を飲み続けなければならない人も同様)、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある人について、各都道府県が設置している「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう示している。
高齢者、糖尿病・心不全・呼吸器疾患(COPDなど)の基礎疾患がある人、透析を受けている人、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている人については、重症化しやすいため、同様の状態が2日程度続く場合には相談すべきとした。
妊婦に対しては、念のため重症化しやすい人と同様に早めの相談を助言。小児については、「現時点では重症化しやすいとの報告はない」とし、新型コロナウイルス感染症については目安どおりの対応を求めている。
相談や受診の前に心掛けてほしいことについては、「発熱などの風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える」「発熱などの風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく」の2点をあげている。
相談後については、帰国者・接触者相談センターから勧められた医療機関を受診し、複数の医療機関を受診することは控えるよう要求。医療機関を受診する際は、マスク着用や手洗い、咳エチケットを徹底するようお願いしている。
厚生労働省によると、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気のほうが圧倒的に多い状況。インフルエンザなどの心配があるときは、通常と同様にかかりつけ医などに相談してほしいという。
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