【中学受験2022】首都圏の私立・国立中学受験者数、過去最多の5万1,100人
リセマム2022年2月18日(金)15時15分
首都圏模試センターは2022年2月18日、Webサイトの受験情報ブログにて2022年度の首都圏私立・国立中学入試の受験者総数の速報を発表した。受験者総数は推定で5万1,100人と過去最多、受験率も17.30%で過去最高となった。
前年に続きコロナ禍での実施となった2022年度の首都圏中学入試。首都圏模試センターの推定によると、首都圏の私立・国立中学校の受験者総数は、男子2万6,531人、女子2万4,569人の計5万1,100人(前年比102.1%)。前年度(2021年度)より1,050人増加した。過去30数年間においても、1回目のピークとなった1991年(バブル景気のピーク時)の5万1,000人、2回目のピークとなった2007年の5万500人を上回り、過去最多の受験者数に。受験率も17.30%と過去最高となった。
私立・国立中学校の受験者総数5万1,100人には、公立中高一貫校の受験者のうち私立中学校を併願受験していない「公立中高一貫校のみの受験者」は含んでいない。2022年度の「公立中高一貫校のみの受験者」はおよそ1万1,000人で、私立・国立中学校の受験者総数とあわせると6万2,100人となり、小学6年生のうち6万2,100人が何らかの形で中学受験・受検をしたということになるという。
2022年度中学入試の状況をみると、2021年度入試ではやや減少した「延べ応募者総数」が34万9,065人と今年は再び増加に転じ、1人平均出願校数も6.83校と前年より0.28ポイント増加した。また、受験者数の全体的な増加により、男子・女子共に受験者総数を募集定員で割った「合格率」が前年の95.5%から94.1%に減少。受験生にとっては前年以上に厳しさを増した入試になったようだ。
首都圏模試センターは、模試の受験者数の増加等を考えあわせると2023年度の首都圏中学入試はさらに受験者数が増加する可能性があると予想。一方で、大学入試改革や小・中・高校の新たな「学習指導要領」の全面実施等、大きな“教育の変化”のもとで多くの私立中高が自校の教育をブラッシュアップしていることで、受験生にとっての「良い学校」の選択肢は増加していると分析。2月からの「受験勉強の新年度」の学習と受験準備に勇気をもって踏み出してほしいとエールを送っている。
前年に続きコロナ禍での実施となった2022年度の首都圏中学入試。首都圏模試センターの推定によると、首都圏の私立・国立中学校の受験者総数は、男子2万6,531人、女子2万4,569人の計5万1,100人(前年比102.1%)。前年度(2021年度)より1,050人増加した。過去30数年間においても、1回目のピークとなった1991年(バブル景気のピーク時)の5万1,000人、2回目のピークとなった2007年の5万500人を上回り、過去最多の受験者数に。受験率も17.30%と過去最高となった。
私立・国立中学校の受験者総数5万1,100人には、公立中高一貫校の受験者のうち私立中学校を併願受験していない「公立中高一貫校のみの受験者」は含んでいない。2022年度の「公立中高一貫校のみの受験者」はおよそ1万1,000人で、私立・国立中学校の受験者総数とあわせると6万2,100人となり、小学6年生のうち6万2,100人が何らかの形で中学受験・受検をしたということになるという。
2022年度中学入試の状況をみると、2021年度入試ではやや減少した「延べ応募者総数」が34万9,065人と今年は再び増加に転じ、1人平均出願校数も6.83校と前年より0.28ポイント増加した。また、受験者数の全体的な増加により、男子・女子共に受験者総数を募集定員で割った「合格率」が前年の95.5%から94.1%に減少。受験生にとっては前年以上に厳しさを増した入試になったようだ。
首都圏模試センターは、模試の受験者数の増加等を考えあわせると2023年度の首都圏中学入試はさらに受験者数が増加する可能性があると予想。一方で、大学入試改革や小・中・高校の新たな「学習指導要領」の全面実施等、大きな“教育の変化”のもとで多くの私立中高が自校の教育をブラッシュアップしていることで、受験生にとっての「良い学校」の選択肢は増加していると分析。2月からの「受験勉強の新年度」の学習と受験準備に勇気をもって踏み出してほしいとエールを送っている。
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