介護従事者の6割、コロナ禍で「業務の負担が増えた」 「職員が倒れかねない」の声も
キャリコネニュース2021年3月24日(水)17時40分
セカンドラボは3月24日、「コロナ禍での医療・介護従事者の働き方」に関する調査結果を発表した。調査は3月中旬にネット上で行い、同社運営の「コメディカルドットコム」に登録する看護師・准看護師・介護福祉士・介護職690人から回答を得た。
コロナ禍で「業務の負担が増えた」と答えた人は63.3%。一方、収入は「変わらない」(66.5%)が最も多いが、「減った」という人も28%いた。「離職や転職を考えたことがある」という人は54.5%だった。
一方、就労日数が減らされ「働きたいのに働けない」
希望するサポート・補償で最も多かったのは、「慰労金のような一時金を再支給して欲しい」(74.1%)だった。次いで、「安心して働けるように感染対策がしっかりした職場環境にして欲しい」(37%)、「人手が足りないので、現場の人員体制を充実して欲しい」(36.5%)と続いた。具体的には、
「デイサービスや訪問介護に転職したいが、サービス停止や倒産で困っている」
「働きたいのに働けない(就労日数が減らされた)ので、新しい働き口を探している」
などが挙げられた。ほかには、「介護職のパートなどが大幅に削減傾向で、常勤の職員や看護職の業務量が増えている」「職員の方が倒れかねない」という声もあった。
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