「スポーツの判定に納得できなかったことがある」約6割 印象に残る大誤審2位“2019年世界卓球みまひなペア”
キャリコネニュース2019年6月21日(金)7時0分
エアトリは6月20日、「国際スポーツのルール」に関する調査結果を発表した。調査は今月上旬にネット上で実施し、20〜70代の男女825人から回答を得た。
「今まで、スポーツ観戦をしていた中で採点や結果に納得がいかなかったことがある」人は61.9%に上った。国際スポーツ試合の中で最も印象に残る「世紀の大誤審、疑惑の判定」を聞いた所、1位は「2000年シドニー五輪の柔道」(34.8%)だった。
1位は柔道・篠原信一の「シドニー五輪決勝戦」 「ビデオ判定の必要性感じた」
シドニー五輪での柔道は、100キロ超級の決勝戦で、篠原信一選手がフランス代表のダビド・ドゥイエ選手と対戦した際の判定だ。篠原選手の「内股すかし」が「1本」と認められず、惜しくも銀メダルとなった。世紀の大誤審と支持した人からは、
「審判団の判定眼の不足と主観が如実に現れた試合だった。ビデオでの判定確認の必要性を感じた」(70代男性)
「本当に驚いた。こんなルールを知らない無知な審判がオリンピックの決勝の主審を務めるとは。そのあと怒りが湧いてきた」(60代男性)
という声が出ている。
2位は2019年卓球世界選手権で11.2%。伊藤美誠、早田ひなの通称みまひなペアのダブルス決勝でのことだ。サービスエースかと思われた早田のサーブがネットの判定、抗議をしたものの覆らず銀メダルに終わった。「リプレイもあるのに覆らない、人の目が全て。に違和感」(50代女性)と、釈然としない人も多いようだ。
3位は2017年ボクシングWBAミドル級王座決定戦で9.0%。ロンドン五輪金メダリストの村田諒太が同級1位のアッサン・エンダムに1—2の判定で敗れた。
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