浅草橋『リトルヤミー』で約2kgの超デカ盛り「オムカレー」を食べてきた
食楽web
自粛ムードから解放されて、遠くのお出かけオッケーになった今日この頃。真っ先にしたいことといえば、お腹一杯外食! 人が作った美味しいものが食べたい! 自炊もいいけれど、プロの味が食べたい〜!
ということで向かったのは、浅草橋にある人気カレー店『リトルヤミー』。オムライスとカレーが店の看板メニューで、カレーは2日間かけてじっくり煮込んだコク深い味わいの、ザ・日本のカレー。オムライスは噛まずに飲める! と評判の店でもあります。
トッピングはフライドガーリック50円や痺れラー油100円など味変モノもいろいろ
せっかく久しぶりの外食。ということで、思いっきり贅沢しちゃいます。ベースは「とろける牛スジチーズオムライス」(1290円)に特盛+200円。炙りチーズ150円、辛いキーマ肉250円、柔らかい角煮350円、ソーセージ5種のせ350円、ハンバーグ500円、野菜400円をトッピングでプラス。こうなると、大人のお子様ランチ状態。大人買いならぬ、大人喰い状態。オムライスとカレーを軸に肉祭り開催です。
とろける「牛スジチーズオムライス」特盛&全乗せ税込3840円。一皿に乗りきらないので別皿にトッピングが
待つこと数分。目の前に現れたのは、器の縁ギリッギリまでよそったカレールーの海に浮かぶオムライス、そして別皿で肉・肉・肉! 一人パーティ状態。
すぐに食べたい気持ちを抑えて、まずは計測。直径27cmのお皿のメインに、直径25.5cmのトッピングだけの皿。重さはトータルで1920g(両方の器の重さを除く)。ほぼ2kgのボリュームです。
まずはメインのオムライス&カレーから。溶けるチーズとコントラストを作るカレールーはやや甘めで、おそらく野菜がたっぷり溶け込んでいてトロトロ。「メニュー名にもありますが、牛スジをたっぷり使っているカレーなんですよ」と店主。ということは、このトロトロは野菜というよりコラーゲン由来? 失礼しました!
そしてオムライスの卵は、フワッフワでとろっとろで、頂上にある辛いキーマ肉と合わせて口に入れたら、溶けた! ほぼ噛まなくてオーケー。カレーもですが、オムライスも飲み物。カレー、オムライスの卵、チーズの中で一番硬いのがチーズって。うっとりするほどのトロトロ&エアリー感です。
トッピングは、上から時計回りに野菜、角煮、ハンバーグ、ソーセージ。角煮はそのままでもしっかり味がついている
ある程度食べ進め、皿のフチからルーがこぼれなくなったところで、トッピングをオン。野菜をいくつか沈め、ソーセージの先にカレーをつけて一口。ぷりっぷり&肉汁ジュワッのソーセージが優しい味わいのカレーをまとい、ビールが欲しくなる美味しさ。ソーセージは5本あり、ガーリック、スパイシーなど1本ごとに味が違います。
ハンバーグは、牛100%ハンバーグで肉みっちり。そしてパンパン。お約束の、カットすると肉汁じゅわ〜っと、肉々しさたっぷりの美味しさ。対して角煮はとろっとろで口に入れた途端ほぐれる。これまた飲み物だったんですかっ? ってぐらいの柔らかさです。
牛肉みっちりの贅沢ハンバーグ。ソーセージ、角煮との食感の違いもいいアクセントに
カレーとオムライスが、ほぼ咀嚼せずに食べられることもあって、リズムよくどんどん食べ進めていき、半分まで到達するのは楽勝。しかし、残り1/3から1/4ぐらいで、あれ? お腹いっぱいじゃない? という感覚に。満腹中枢、割と遅めに発動します。
オーナーに感触のアドバイスを聞くと「全部をバランスよく食べることですね。3〜4kgのデカ盛りを完食した人を見ていると、結局バランスよく食べていますよ」とのこと。
実はこの店、チャレンジデカ盛りメニューがあり、最大は8kg。有名フードファイターの方々も食べに来るお店です。ちなみに8kgメニューは、40分で完食すると無料、失敗したら8000円のお支払いに。ゴハンだけで5kgあるそうなので、挑戦したい方は電話予約を。
テーブルに届いた時から、オムライスのふるっふるの山がカレーの海を押し上げることに。急いでカレーの表面張力を解除せねば!
後半、ドスッと訪れた満腹感に苦しめられたものの、さすがカレー、そしてオムライス。もうちょっとで限界だった、というところでなんとか完食。久々のメガ盛り挑戦はカレーとはいえ大変なことになりました。しかし、多種類な具材のおかげで、飽きることなく最後まで食べられる。だからトッピング全乗せって素敵。完食できてよかった〜。
オーナーの結城さん。「飲めるオムライスと呼ばれるトロトロの卵を食べに来てね!」
ちなみに、男性一番人気は今回食べた「とろける牛スジチーズオムライス」ですが、女性人気は「1日分の野菜ヤミーオムライス」(1290円)とのこと。この2つのメニューが注文のほぼ9割を占めるとのことです。夏には超女子向けメニューとして「1日分の野菜がとれるチーズカレー」を、昨年バージョンからブラッシュアップさせて登場予定。
メガ盛りに挑戦したい場合は、「ユーチューブにいろんな人が挑戦した動画が出ているから検索してね」とのこと。有名無名に関わらず、いろんな人がアップしているそうです。
牛スジの旨味が凝縮したカレーにトロトロのオムライス、そしてトッピングフルラインナップ。リッチな時間を楽しめた「とろける牛スジチーズオムライス特盛&全乗せ」。一皿で3840円はかなり贅沢だったので、次回は誕生日とか何かの記念日、激しい仕事がひと段落した解放日とか、何か特別な時にまた食べることにします!
(取材・文◎石澤理香子)
●SHOP INFO
店名:リトルヤミー
住:東京都台東区柳橋2-3-2
TEL:03-5846-9234
営:11:00〜21:30(L.O. 21:00)
休:日曜、祝日
(c)TOKUMA SHOTEN@All Rights Reserved
「カレー」をもっと詳しく
「カレー」のニュース
-
ナン食べ放題のインドカレーや下北沢の行列カレー!物価高の中「外食のカレーにいくらまで出せますか?」【Nスタ】5月11日16時2分
-
【カレー大學・井上学長 7月5日特別登壇】田辺三菱製薬主催、史料館開館10周年記念「道修町くすりのはじまり展」で「明治期のカレースパイスを作ろう!」を開催。明治時代のカレーとスパイスの魅力を語ります!5月11日14時47分
-
【ダルバート行脚特別編】大満足 “ネパール風カレーコロッケ&映える圧力鍋モモ” で盛り上がること間違いナシ! 大久保「チトワンライノ」5月11日14時30分
-
有楽町の昭和レトロな人気カレー店『ふくてい』の名物「ステーキカレー」を食べてきた!5月11日10時48分
-
松屋の店舗限定「欧風牛タンカレー」から感じる次世代型の遺伝子 / 松屋の新型ビーフカレー試作2号説5月10日13時0分
-
「カレーの街よこすか」の名店「魚藍亭」監修 「よこすか海軍カレーラーメン」2商品5月10日12時0分
-
三宮のエスカレーターで女性のスカート内盗撮 容疑で59歳の男を再逮捕 「記憶ない」否認 生田署5月9日21時17分
-
【5月季節限定カレー】Spice and Vegetable 夢民から、鰹の風味と規格外トマトの甘味を楽しむ初夏にぴったりのカレーが期間限定で登場。5月9日15時17分
-
2025年3月のカレー物価は1食421円 前年同月比で103円上昇、過去10年で最高値5月9日15時0分
-
【最強そば屋のカレー】ご飯はカツ丼で出来ている! 天かめの「ジャンボかつ丼カレー」が爆盛りだった / 立ち食いそば放浪記:第339回5月9日14時30分