森を歩くビッグフットの姿がドローンで撮影される? TikTokで話題騒然、撮影者が真相暴露
近年多くの人が手軽にドローンを扱えるようになったためか、ドローン搭載のカメラが衝撃的瞬間や奇妙な物体を捉えるケースが多数報告されている。オカルト業界ではUFO(※1)がドローンとすれ違うとか、眼下の光景にUMA(※2)のチュパカブラが映っていたケースなどが該当する。
そして先日、TikTokで奇妙なドローンによる空撮動画が注目を集めた。それは雪の積もった森の中を一際大きく黒い影が歩いていくというもので、カメラ越しに生物の姿を確認した撮影者が「信じられない」と呟く声まで記録されている。
この動画は昨年12月上旬、Kens Karpentryという人物がYouTubeに投稿したものだった。彼はバーモント州のベアホロー・ロードと呼ばれる場所にドローンを飛ばし、雪に覆われた森を見下ろす構図で撮影を行った。しかし期せずして人間ともクマとも違う生物らしき影を捉えてしまい、驚いてこの映像を公開したのだ。その後、半年近く経ってこの動画がTikTokにて共有され、一気に注目を集めることになったようだ。
動画を視聴した多くの人々が北米大陸を代表するUMAのビッグフットを捉えた鮮明な映像だと驚嘆する一方で、この動画はフェイクにすぎないと主張する人もおり、かなりの議論を巻き起こした。
しかし、答えは初出のYouTube版にあった。Karpentry氏は投稿した際、動画のタイトルに “本物ではない “と明記していたのだ。彼もドローンのカメラを通して、画面に映る二足歩行する生物が着ぐるみないしはぶかぶかのウェアを着た普通の人間であると判断していたのだ。
もし本物であれば、鮮明な映像を上げておいて自ら被写体を否定する人はまずいないだろうから、Karpentry氏の判断は間違っていなかったと見て良いだろう。
(※1) UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。
(※2)UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。
参考:「Coast to Coast AM」
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
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