国立教育大・人気ランキング2023…受験者数・倍率・辞退率

リセマム2023年7月28日(金)13時45分

国立教育大人気ランキング2023「志願者数」

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2023年度大学入試の入試結果を振り返り、国立教育大学の受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。志願者数がもっとも多かったのは「北海道教育大学」で、実質倍率がもっとも高かったのは「兵庫教育大学」となった。

 河合塾によると、2023年度の国公立大志願動向は、前期日程の志願者数は前年比99%、後期日程で同98%、中期日程でも同101%といずれも2022年並みとなった。学部系統別でみると、前期日程の「教育(教員養成課程)」は前年比99%、「教育(総合科学課程)」は105%となった。そのほか、従来から女子の比率が高い「文・人文」(92%)、「社会・国際」(93%)は志願者が減少。理系では「獣医」(111%)、「医」(106%)、「歯」(112%)、「薬」(101%)などの難関資格系の分野が前年に引き続き受験生の人気を集めた。

 リセマムでは、北海道教育大学・宮城教育大学・東京学芸大学・上越教育大学・愛知教育大学・京都教育大学・大阪教育大学・兵庫教育大学・奈良教育大学・鳴門教育大学・福岡教育大学の11大学をピックアップし、受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2023年度入試結果」を参考にした。

 11大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは「北海道教育大学」3,965人、ついで「愛知教育大学」3,115人、「大阪教育大学」2,981人、「東京学芸大学」2,972人、「福岡教育大学」2,204人。

 受験者数がもっとも多かったのも「北海道教育大学」2,542人で、ついで「東京学芸大学」2,261人、「愛知教育大学」2,107人、「大阪教育大学」2,096人、「福岡教育大学」1,427人となった。

 実質倍率は「兵庫教育大学」がもっとも高く2.429倍、ついで「愛知教育大学」2.288倍、「奈良教育大学」2.277倍、「大阪教育大学」2.263倍となった。

 入学辞退率は、「宮城教育大学」1.7%がもっとも低く、ついで「京都教育大学」3.0%、「愛知教育大学」3.8%、「福岡教育大学」3.9%、「鳴門教育大学」4.6%の順に低かった。なお、入学辞退率は、合格者数と入学者数との差の、合格者数に対する割合を算出した。

 各項目での順位は以下のとおり。
◆志願者数トップ10
1位 北海道教育大学
2位 愛知教育大学
3位 大阪教育大学
4位 東京学芸大学
5位 福岡教育大学
6位 奈良教育大学
7位 宮城教育大学
8位 京都教育大学
9位 上越教育大学
10位 兵庫教育大学

◆受験者数トップ10
1位 北海道教育大学
2位 東京学芸大学
3位 愛知教育大学
4位 大阪教育大学
5位 福岡教育大学
6位 宮城教育大学
7位 京都教育大学
8位 奈良教育大学
9位 兵庫教育大学
10位 上越教育大学

◆実質倍率トップ10
1位 兵庫教育大学
2位 愛知教育大学
3位 奈良教育大学
4位 大阪教育大学
5位 福岡教育大学
6位 宮城教育大学
7位 京都教育大学
8位 東京学芸大学
9位 北海道教育大学
10位 上越教育大学

◆入学辞退率(低い順)トップ10
1位 宮城教育大学
2位 京都教育大学
3位 愛知教育大学
4位 福岡教育大学
5位 鳴門教育大学
6位 大阪教育大学
6位 兵庫教育大学
8位 東京学芸大学
9位 北海道教育大学
10位 上越教育大学

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