トンネルを抜けると、スズメバチの巣だった!? 豊かすぎる自然を走る大鐵・南アルプスあぷとライン
Jタウンネット2018年8月11日(土)17時0分
電車に乗っていたら、「スズメバチの巣があるので、窓を閉めて」との車掌アナウンスがあった——そんなツイートが2018年8月3日に投稿され、話題に上がっている。
実際にどんな状況だったのか見てみよう。
車掌「このトンネルを抜けますと、すぐ横にスズメバチの巣がございます。協力し合い窓を閉めるなど対策をお願いします。」
この車両ただ1人の乗客僕「シャレになんねえ」バタンバタン
- とうどう (@Mdkfajl_0804) 2018年8月3日
車両には投稿者一人だけだったため、大急ぎで窓を閉めたようだ。電車に乗っていたらスズメバチ対応を求められるとは、なかなかスリリングな展開だ。
実際に窓を閉めてみると...
投稿者はなんとか窓を閉めきり、
実際結構な数のスズメバチが窓に激突してたので危なかった
- とうどう (@Mdkfajl_0804) 2018年8月3日
と、危機を乗り越えたようだ。さらにその後は、無事電車での旅を楽しんだ模様。
大井川鉄道 南アルプスあぷとラインです。全面にある窓は全部解放されてて最高です。乗客が増えれば一人あたりの閉めるべき窓の枚数が減って余裕です! pic.twitter.com/Tn7hbWobeX
- とうどう (@Mdkfajl_0804) 2018年8月4日
この時乗っていた電車は、「南アルプスあぷとライン」の名で知られる大井川鐡道(静岡県島田市)井川線とのこと。
この投稿を受けて、
「これ車掌も必死だわw」
「一人だけしかいない電車、めっちゃ楽しそう」
と、観光列車での予想外の「アトラクション」に夢を膨らませる声も上がった。
Jタウンネット編集部は8月10日、大井川鐡道に話を聞いてみた。
担当者によると、該当のスズメバチの巣はあぷとラインの尾盛駅から閑蔵駅の間の鉄橋にできたもので、8月4日には駆除されたそうだ。鉄橋の裏側が日陰になるため、連日の暑さの影響もあってかスズメバチが巣を作りやすいという。人が通る分には問題ないのだが、電車が通る際の揺れでスズメバチがびっくりして出てくることがあるそうだ。
3日は列車交換の際に車掌同士で連絡を取り合い、注意喚起を呼びかけたという。
担当者によれば、スズメバチだけでなく、シカやサルなど季節によって様々な動物が出現するため、都度注意をしているそうだ。
自然豊かな南アルプスあぷとライン。尾盛駅は公道が通じておらず、鉄道でしか行けない「秘境駅」としても知られている。車窓からの風景のほか楽しめるところがいろいろとあるかもしれない!?
Copyright(C) 2006-2018 株式会社ジェイ・キャスト
「南アルプス」をもっと詳しく
「南アルプス」のニュース
-
母子手帳アプリ『母子モ』が山梨県南アルプス市で提供を開始!4月30日12時46分
-
【2024年4月新オープン/愛犬と泊まれるお部屋】ドッグラン・セルフシャンプー・トリミングサロン・レストラン併設のアウトドアリゾート「おそとのてらす 南アルプス」4月23日17時46分
-
「土屋守と行くWCC国内蒸留所ツアー第3弾!!」〜南アルプスに抱かれた井川蒸溜所へ〜4月16日11時46分
-
「南アルプスが輝く未来デザイン」策定3月28日11時46分
-
【2024年3月新登場・絶景プライベートサウナ】〜サウナー必見!甲府盆地と富士山を一望。南アルプスの雄大な自然にととのう。〜「おそとのてらす 南アルプス」3月5日12時17分
-
サントリー天然水 南アルプス白州工場およびサントリー白州蒸溜所における「やまなしモデルP2Gシステム」建設工事の開始2月20日16時16分
-
【三浦工業株式会社】サントリー天然水 南アルプス白州工場及びサントリー白州蒸溜所におけるP2Gシステム導入に向けた現地工事の開始について2月20日14時46分
-
コーセー、「南アルプス工場」の第一期建設開始と今後の計画について 〜2026年、「人」と「地球」の双方に向き合う、サステナブルな工場へ〜2月14日17時16分
-
<先着100名>「“南アルプスの魅力と未来を語る”〜現代の冒険と挑戦〜」開催2月2日15時40分
-
建築と庭の融合を提案する住宅ブランド「暮らしと庭設計室」 山梨県南アルプス市に第一号がOPEN1月31日9時30分