コロナ禍での部屋探し 「インターネット無料」を求める声増加 テレワークやオンライン授業で
不動産情報サービスのアットホームは8月18日、『不動産のプロが選ぶ!「2021年上半期 問合せが多かった条件・設備」ランキング』の結果を発表した。調査は6月にネット上で実施し、「2021年1月以降、賃貸居住用物件を探しているお客さまの接客を担当したことがある」と回答した全国のアットホーム加盟店847店から回答を得た。
2021年上半期に問合せが多かった条件を聞くと、最も多かったのは「毎月の家賃を下げたい」(34.4%)。次いで2位以降は「転勤のため引っ越したい」(32.9%)、「今より部屋数を増やしたい」(30.3%)と続いた。
コメントでは、「コロナにより収入が減ったため、現在の住まいより家賃の低い物件を探しているお客さまがいた」という声が複数あがっていたという。
「テレワーク用の部屋探し」も
不動産会社からは、ほかにも、
「居住用とは別に仕事用・テレワーク用のお部屋をお探しのお客さまがいらっしゃいました」(大阪府)
「テレワークで自宅にいることが増えたので、見晴らしがよく圧迫感を感じないという理由から現在お住まいのマンションの高層階に引越しを検討されたお客さまがいらっしゃいました」(東京都)
といった声が寄せられた。
部屋にほしい設備としては、「インターネット接続料無料」(43.2%)が1位。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンライン授業やテレワークの需要が高まったことから、インターネット接続料無料を求める声が増えました」(宮城県)
2位以降は「オートロック」(34.2%)、「モニタ付きインターホン」(31.2%)、「追焚き機能」(25.0%)などが挙げられた。
ほかにも「オンラインでの買い物が多いため、宅配ボックスがあると助かる」「非接触型エントランスやエレベーターなどを希望」など、コロナ対策に合わせた生活スタイルを思い起こさせる声も上がっていたという。
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