災害時の安否確認方法、6割の家庭が未定
リセマム2018年8月27日(月)18時15分
9月1日は防災の日。子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が12歳以下の子どもがいる保護者を対象に防災に関する意識調査を行ったところ、家族の安否が最大の不安であるにも関わらず、連絡方法を事前に確認している家庭は4割程度にとどまった。
防災に関する意識調査は、アクトインディが運営する子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」で実施し、12歳以下の子どもを持つ保護者750人の有効回答を得た。調査実施期間は2018年7月2日から8月6日。
地震発生時・事後で不安なことは、「家族の安否」が79%ともっとも多く、「建物の倒壊」59%、「家族との連絡手段」58%などが続いた。しかし、地震への対策として家庭で準備していることは、「保存用の水や食料などのストック」57%と「懐中電灯などの明かりの準備」55%が過半数で、「家族との安否連絡方法の確認」は42%。家族の安否が最大の不安であるにも関わらず、連絡方法を事前に確認している家庭は4割程度にとどまった。
平日の日中(午前8時から午後5時)は、親など保護者が職場にいる割合は84%にのぼる。日中に地震が起きた場合、祖父母などが自宅にいる家庭を除くと63%が子どもをすぐに迎えに行かれないなど、大人と子どもの居場所がバラバラになる可能性がある。
子どもの安否確認・連絡手段は「学校や園への問合せ」が34%ともっとも多く、「学校や園からの連絡待ち」29%、「決めていない」28%、「携帯電話」20%などが続いた。
学校・幼稚園・保育園からの緊急時の連絡手段は「学校や園などが直接配信する一斉送信メール」が53%ともっとも多く、「電話連絡網」32%、「わからない」16%などが続いた。緊急時に子どもの安否確認や連絡が取れない人が出現する恐れもある。
いこーよは「今回の調査では、平日の日中(8時~17時)には6割強の家族で大人と子どもの居場所がバラバラになる可能性があるという結果が出た。子どもの安否を確認しようにも、その手段は学校からの電話連絡網がメインとなる家族もあり、緊急時に果たしてそのような連絡手段が機能するのか不安が残る。学校や幼稚園はもっと積極的に連絡手段のIT化を推し進めるべきではないだろうか」とコメントしている。
防災に関する意識調査は、アクトインディが運営する子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」で実施し、12歳以下の子どもを持つ保護者750人の有効回答を得た。調査実施期間は2018年7月2日から8月6日。
地震発生時・事後で不安なことは、「家族の安否」が79%ともっとも多く、「建物の倒壊」59%、「家族との連絡手段」58%などが続いた。しかし、地震への対策として家庭で準備していることは、「保存用の水や食料などのストック」57%と「懐中電灯などの明かりの準備」55%が過半数で、「家族との安否連絡方法の確認」は42%。家族の安否が最大の不安であるにも関わらず、連絡方法を事前に確認している家庭は4割程度にとどまった。
平日の日中(午前8時から午後5時)は、親など保護者が職場にいる割合は84%にのぼる。日中に地震が起きた場合、祖父母などが自宅にいる家庭を除くと63%が子どもをすぐに迎えに行かれないなど、大人と子どもの居場所がバラバラになる可能性がある。
子どもの安否確認・連絡手段は「学校や園への問合せ」が34%ともっとも多く、「学校や園からの連絡待ち」29%、「決めていない」28%、「携帯電話」20%などが続いた。
学校・幼稚園・保育園からの緊急時の連絡手段は「学校や園などが直接配信する一斉送信メール」が53%ともっとも多く、「電話連絡網」32%、「わからない」16%などが続いた。緊急時に子どもの安否確認や連絡が取れない人が出現する恐れもある。
いこーよは「今回の調査では、平日の日中(8時~17時)には6割強の家族で大人と子どもの居場所がバラバラになる可能性があるという結果が出た。子どもの安否を確認しようにも、その手段は学校からの電話連絡網がメインとなる家族もあり、緊急時に果たしてそのような連絡手段が機能するのか不安が残る。学校や幼稚園はもっと積極的に連絡手段のIT化を推し進めるべきではないだろうか」とコメントしている。
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