「すりおろし大根」で血管の老化を予防できるってホント?
食べ過ぎ、飲み過ぎが続いたら、血液中に余分な糖やコレステロール、中性脂肪が増えるリスクが増えます。
とり過ぎたコレステロールなどが血管壁にたまり、コブのようなプラークができてしまう人が増えています。
血管が老いることで様々な病気リスクが高まります。
年をとるとともに血管は硬くなり、動脈硬化が生じやすくなると言われていますが、働き盛りの比較的若い世代の方も注意が必要です。
わさびやおろし大根などの辛み成分の一種である「イソチオシアネート」に動脈硬化予防効果や、がんの予防効果、その他にも様々な効果が期待できることが分かりました。
イソチオシアネートの健康効果として期待できることは、
・動脈硬化予防効果
抗酸化作用があり、活性酸素量を減少させ、細胞新生を促す作用があるといわれており、動脈硬化など、血管の老化を予防する効果が期待されています。
・ガン予防効果
イソチオシアネートは、ガン予防効果があるといわれており、体内の解毒酵素の働きを高め、抗酸化力をも高める働きがあるそうです。
また、解毒酵素の働きや抗酸化力を高める働きにより、ガン細胞増殖を抑制するそうです。
・殺菌作用効果
口内炎、虫歯、歯肉炎など口の中の炎症に効果があると考えられています。
【関連記事】知っておきたい!血管がキレイになる食事法とは
・ダイエット効果
イソチオシアネートには、代謝を高める働きがあると言われています。
基礎代謝が高まることで脂肪の燃焼も積極的に行われるようになり、ダイエット効果も期待できるそうです。
・アンチエイジング効果
抗酸化作用があるため、活性酸素が減少し、アンチエイジング効果も期待ができそうです。
イソチオシアネートは辛み成分の一種でもあるため、辛い部分ほど多く含まれます。
大根の中にはその元となる成分があるだけで、イソチアシアネートは噛んだり、すりおろしたりすることで、その成分が合わさって変化して作りだされます。
例えば、大根は先端に行くほど辛くなるので、先端を皮ごと大根おろしにすれば、みぞれ鍋をはじめ、ドレッシングや副菜としても使いやすくなります。
大根やわさびの辛み成分は本来、害虫から身を守るための成分のようですが、そんな効果があるとは驚きですね。
冬場は特に、室内外の温度差によるストレスで血管に強い圧力がかかり、心筋梗塞や脳梗塞に突然見舞われるケースが後を絶ちません。
健康に自信がある、働き盛りの40歳〜50歳代こそ要注意です。
突然倒れて入院、となってしまったら家族の負担、会社の負担は相当なものです。
全く自覚症状がないものは、知らず知らずのうちに病気が進行してしまっている場合もあります。
ご自身の体が「今、どのような状態」であるかを定期的に知ることで防げる病気はたくさんあります。
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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