大企業の冬ボーナス、5年ぶり減少 自動車業界でのマイナス目立つ、一方で食品はプラス4.4%
キャリコネニュース2017年11月6日(月)18時52分
経団連は11月6日、2017年冬のボーナスの一次集計結果を発表した。冬の賞与の平均額は昨年より1.19%減少し、91万6396円だった。冬のボーナスが減少するのは5年ぶりとなる。
調査対象は、東証一部に上場する、従業員500人以上の主要21業種のうち、大手251社だが、今回はそのうち、自動車や電機など12業種74社分の集計結果を発表した。なお、商業と通運は集計者数が1社だったため、金額の公表を避けた。最終的な結果は12月下旬に発表される予定だ。
額が高いのは「自動車業界」の97万円だが、昨年冬からの減少率は調査内で最大製造業の平均額は92万1907円で昨年より1.22%減少、非製造業の平均額は66万7858円で、0.73%の減少だった。
業種別に見ると、昨年と比べて増加率が最も高かったのは「食品」でプラス4.4%。金額では91万6256円だった。次いで、3.72%増加の「非鉄・金属」、3.16%増加の「化学(硫安)」と並ぶ。「非鉄・金属」の賞与額は76万3468円、「化学(硫安)」は78万8677円となっている。
金額が最も多かったのは「自動車」の97万1070円だが、昨年の99万266円と比べてマイナス1.94%と、減少割合は今回の調査中最も大きい。2位は「化学」の91万8789円、3位は「食品」だった。
経団連が今年8月に発表した、大企業の夏の賞与額平均値も、87万8172円と5年ぶりに前年を下回っていた。2期連続での賞与減額とあり、個人消費に影響が出る可能性も示唆される。
「ボーナス」をもっと詳しく
「ボーナス」のニュース
-
【ボーナスについて調査】 小規模企業の3割超がボーナスなし 〜 税理士YouTuberが解説!「ボーナスのあれこれ」とは 〜6月25日12時46分
-
ボーナスシーズン到来! ITエンジニアのお金に関する意識調査を実施6月25日11時46分
-
30代の夏ボーナス事情は? 据え置きも「170万円」だった男性も6月25日11時11分
-
20代の夏のボーナス事情、転職して「3倍の65万円になりました!」と報告する女性6月24日15時5分
-
【2024年夏のボーナス】公務員の平均支給額はいくら? 去年と比べてどうなった?6月24日12時50分
-
エンバペ、PSGに約1億ユーロを要求…4月から給料とボーナス未払いか6月22日16時32分
-
GEOのテレビが激安すぎて笑った 50型の大型テレビがまさかの価格…6月22日11時0分
-
FRONTIER、ボーナスセール「超絶」スタート - 人気モデル揃え6月28日まで6月22日4時57分
-
パソコン工房全店で「超 夏のボーナスセール」開始! 最大3万円分の還元施策も6月22日1時11分
-
夏のボーナスいくら?「昨年119万円で少し増えた」という男性 一方で「全くありません」という人も6月21日21時52分