狭い場所に植えた“ゴッツいトネリコ”を抜根したら…… 地面から現れた目を疑う光景にプロも絶句「植えてはいけない木」

ねとらぼ2024年11月9日(土)9時5分

ゴッツいトネリコを抜根します

 狭いところに植えられていたトネリコの木を、プロの植木屋さんが抜根したら……。YouTubeに投稿された、プロも思わず「ゴッツいなぁ……」と声をもらした光景が、記事執筆時点で5万6000回以上再生されるなど話題です。「最近は植えてはいけない木になってますね」「さすがはプロやなぁ」などの反響が寄せられています。
 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「庭師ライフ 【お庭のキハラ】」。兵庫県西宮市を中心に活動する、地域密着型の植木屋さんです。在籍するスタッフの仕事の様子や、庭の手入れに関する情報などを発信しています。
 今回は、あるお宅のとても狭く、近くに電気が通っている場所に植えられたトネリコの木を抜根(木を根っこまで全て抜くこと)する様子を見せてくれるようです。
 抜根を行うために、まずはチェーンソーを使ってサクサクと枝を切っていきます。お次は電線を切らないように手作業で地面を掘り、あらかじめ切れる細い根っこは先に切っておくことに。
 植木屋さんが人の手ではとても抜けない大きな切り株を抜く際は、滑車とロープを使って重量物を上げ下げする工具「チェーンブロック」を使用します。
 このトネリコの木もチェーンブロックを使えば抜根できそうですが、近くに電線があるほか、木の周りにある石畳が浮いてしまう可能性があることから、慎重に作業を進めていく必要があるようです。
 様子を見にきたお客さんに状況を説明しつつ、細かい根っこを切り終わると、満を持してチェーンブロックが登場。切り株にチェーンを引っかけ、引っ張っていくと……ブチブチと根が切れる音が響き、切り株が少しずつ浮いてきました。そしてついにトネリコの木を抜根することに成功、最後は根についた土を流して作業終了です。
 今回抜根したトネリコの直径は、25センチほどあったとのこと。地面の中から現れた大きな根を見つつ、毎回樹木の生命力を感じると語る投稿主さんなのでした。なお抜根の作業費用として、今回は3万3000円をいただいたそうです。
 動画には「激安!!」「さすがはプロやなぁ^_^」といった感想や、「やっぱりシマトネリコは鉢植え、かつ、直接土の地面に置かないで楽しもう」「最近は植えてはいけない木になってますね」など、トネリコに関するコメントも寄せられていました。
 プロの植木屋さんの仕事が気になる人は、「同チャンネル」をのぞいてみるとよさそうです。
画像提供:YouTubeチャンネル「庭師ライフ 【お庭のキハラ】」

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