黄色いバラ?いいえ、イチョウです 本物の花束にしか見えない「落ち葉アート」に絶賛の声
イチョウの葉で作った「バラ」が美しすぎるとツイッターで話題になっている。
実際の作品が、こちらだ。
本物のバラにしか見えないが...これは紛れもなくイチョウの葉で作られたものだ。まさに、芸術の秋にぴったりの美しさである。
ツイッターユーザーのめぐぴ(@meg_pee)さんが2020年11月11日に投稿した画像。ツイートによれば、めぐぴさんのお母さんが公園を散歩していたところ、見知らぬおじさんから
「イチョウの葉っぱを丸めるとバラみたいになるんですよー」
と教えてもらったので、まずはお母さんが1人でバラを制作してみたそう。
それを見ためぐぴさんは、「なかなか良かったから」と、すぐにもう一度葉っぱを拾いに行ってお母さんと一緒に改めてイチョウの葉でバラを作ってみたとしている。
この見事なバラの花束に対し、ツイッターでは
「これは綺麗!」
「普通に花束だと思った」
「真似させて頂きます!」
と称賛するコメントが寄せられており、中には「子供の頃によくやっていた」と懐かしむ声もあった。
それにしても、こんなに立派な花束を作るのは大変な作業だったのではないだろうか。Jタウンネットは13日、投稿者のめぐぴさんを取材し、詳細を聞いた。
「1日経っても綺麗」
めぐぴさんに話を聞くと、初めにお母さんが作った薔薇が綺麗に乾燥していたことから、
「おじさん曰く保存状態がよければ結構長持ちすると聞いていたそうなのでもっと増やしたら豪華になるかもと思いすぐ公園に葉っぱを拾いに向かって作りました」
と話す。
1つの花につき、7〜8枚の葉を使って作ったというイチョウのバラ。制作時に苦労したことや大変だったことなどは何かあっただろうか。めぐぴさんに尋ねると
「束ねた葉の形をキープするため茎を摘まんだ指が疲れてきてなかなか忍耐力が必要だなと思いました。緩んでしまうと形が変わってしまうので葉っぱの追加時やねじり棒でもテープ止めでも、とにかく指の力を緩める時には慎重にやりました」
としていた。
また今回、このイチョウ製のバラの花束が話題となったことについては
「写真のアイデアなど母も楽しそうにしていたので、たくさんの人に反応してもらえて嬉しいです。
コロナ禍で気がめいりがちな時期にイチョウの葉を拾いに散歩に出ようとか、子どものころに作って懐かしい、または推しのカラーリングで2倍に心が潤った、など、楽しみができたようで良かったです。何より見知らぬおじさんに感謝ですね(笑)」
とコメントした。
ちなみに、イチョウのバラの作り方について、めぐぴさんは「ウェザーニュース」公式ツイッターの投稿を引用して紹介している。
めぐぴさんはウェザニュースが紹介した作り方に添えて、
「ちょっと丸まった葉っぱを選ぶとちょっと作りやすい」
というアドバイスを添えている。
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