【高校サッカー】「イナズマイレブン」効果で上田西8強 白尾監督「黄色のミツバチ軍団。蜂のように刺してみんなが体を投げ出してくれた」

2025年1月3日(金)6時55分 スポーツ報知

ベスト8進出に喜ぶ上田西イレブン(カメラ・今西 淳)

◆第103回全国高校サッカー選手権▽3回戦 上田西2—0矢板中央(2日・フクダ電子アリーナ)

 「上田西イレブン」が、厳しかった3回戦という物語を笑顔で完結させた。格上と目された矢板中央に被ロングスロー20本超、被シュート17本(上田西9本)と攻め込まれたが、前後半に相手のお株を奪うロングスローから1点ずつ決め、このリードをGK牧野を中心とした守備陣が死守した。白尾秀人監督(44)は「黄色のミツバチ軍団。蜂のように刺してみんなが体を投げ出してくれた。選手の成長に感動してます」とたたえた。

 奮い立つ理由もあった。今大会前に、人気サッカーアニメ「イナズマイレブン」の監督経験のある宮尾佳和氏から、白尾監督やGK牧野らが描かれたイラストが贈呈された。長野県出身の同氏からのサプライズに選手も感動。開始直後にPKストップを見せた牧野は「いろいろな人に応援されているのでベスト4を超えたい」。準々決勝では優勝候補の流通経大柏と激突する。県勢の最高成績は7大会前の同校の4強。この勢いのまま、新たな物語を加えていく。(後藤 亮太)

スポーツ報知

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