浦和、ユンカー元同僚DF獲得諦めず。移籍金1億円超で増額オファーか

2023年1月4日(水)19時52分 FOOTBALL TRIBE

マリウス・ホイブロテン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、FWキャスパー・ユンカー(28)を名古屋グランパスへレンタル移籍により放出する可能性が取りざたされている。その一方で、ユンカーの元チームメイトでありノルウェー1部FKボデ/グリムトに所属するノルウェー人DFマリウス・ホイブロテン(27)の獲得にむけて新たな動きを見せているようだ。


 身長184cmで左利きのセンターバックであるホイブロテンは、2020年6月からFKボデ/グリムトでプレー。2021年3月までユンカーとともにプレーしていたほか、今季はUEFAヨーロッパカンファレンスリーグやノルウェー1部リーグでほぼ全試合に先発出場。主力選手としてチームをけん引している。


 同選手の去就については、ノルウェー紙『ネッタビースン』電子版が先月15日に「浦和レッズがホイブロテンの獲得に乗り出した。移籍金およそ700万ノルウェークローネ(約9100万円)のオファーを提示したと言われている」と報道。


 FKボデ/グリムトは同選手との契約期間を来年12月まで残しているものの、今冬の移籍ウィンドウでの放出を容認するか態度を明確にしていないとみられている。


 またMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)の移籍情報を専門に扱う『MLSネットワーク』は、MLSのポートランド・ティンバーズによる獲得オファー提示を伝えていた。


 すると『ネッタビースン』は今月4日になって「浦和レッズは依然としてホイブロテンの獲得に望んでいる」とリポート。これによると、移籍金を1000万ノルウェークローネ(約1億3000万円)まで増額した上で、FKボデ/グリムトに再度同選手の獲得を打診したとのこと。『ネッタビースン』は「移籍の可能性についてさらなる進展がありそうだ」と、浦和レッズ移籍の可能性が高まっているとの見解を示した。


 なおFKボデ/グリムトは年明けから2023シーズンにむけてのトレーニングを開始。移籍の可能性が報じられている一部選手が始動日に姿を見せなかったが、ホイブロテンのトレーニング参加の可否については記事内で触れられていない。

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