チェルシー、37歳T・シウヴァと契約延長「本当に喜ばしいこと」

　チェルシーは3日、ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァとの契約延長を発表した。

　T・シウヴァは1984年生まれの現在37歳。2020年夏にパリ・サンジェルマン（PSG）を契約満了により退団し、チェルシーに加入した。昨シーズンは公式戦34試合の出場で2ゴールを記録し、念願だったチャンピオンズリーグ（CL）優勝にも貢献。2021年夏には契約に含まれていたオプションを行使し契約延長すると、今シーズンもここまで公式戦22試合に出場し、2ゴール2アシストを記録するなど主力としてプレーしている。

　現行契約は2022年6月30日までとなっていたことから、去就には注目が集まっていたT・シウヴァだが、1年の契約延長が発表。2022−23シーズン終了までチェルシーでプレーすることが決定した。

　契約を延長したT・シウヴァはチェルシーのクラブ公式サイトで以下のように喜びを語った。

「ここチェルシーでプレーできることは本当に喜ばしいことだ。この素晴らしいクラブで3年間もプレーできると思っていなかったから、もう1シーズンいられることがとても嬉しい。また、このような機会を与えてくれた家族、クラブ、マリナ（・グラノフスカヤ）、そしてアブラモヴィッチ氏にも感謝をしたい。これからも、自分が来てから支えてくれているクラブとサポーターのために全てを捧げたいと思う。ファンだけではなく、選手、スタッフ、そしてクラブ全体とこのような関係を築けることは素晴らしいことだ。世界で最も重要なリーグで、このレベルでプレーし続けられるように全力を尽くしていきたい」

　また、チェルシーのディレクターを務めるマリナ・グラノフスカヤ氏は「チアゴ・シウヴァの経験、リーダーシップ、パフォーマンスはこれまでも、そしてこれからもこのチームにとってとても重要なものなので、彼の契約をもう1年延長できることは非常に喜ばしいことです。今シーズン、そして来シーズンの躍進を目指すなかで、ピッチ内外でこれまで与えてきた継続的な影響力を、今後より一層発揮してくれることを期待しています」とコメントし、同選手の活躍に期待を寄せた。