大谷翔平、山本由伸を“W獲得”のドジャースよりも「優れている」 米識者が指摘した球団とその理由とは

充実した戦力を誇るブレーブスへの評価は今年も高い(C)Getty Images

　今オフに大谷翔平、山本由伸を獲得するなど“異次元”の補強を進めているドジャース。早くも現地のベッティングサイトが発表している世界一オッズで1番人気に浮上している。

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　日本人スター2人の加入で“最強軍団”が完成しつつある。しかし、米識者はドジャースよりも「優れている」としてある球団を挙げた。米スポーツ専門チャンネル『ESPN』のキャスター、エドゥアルド・ペレス氏が『MLB Network Radio』のラジオ番組に出演し、「ブレーブスはショウヘイ・オオタニのいるドジャースよりも優れている」と主張したのだ。

　同氏は「クリス・セールは、復活の年になると思う。左腕では別の角度から投げるフリードもいるし、右腕ではストライダーもいる。全員が健康な状態であれば、4人の異なる支配的な投手がいる」と語り、ブレーブスの方がドジャースよりも優れている理由として投手力を挙げた。

　クリス・セールは今オフにレッドソックスからトレードで加入。近年は故障の影響で苦しんでいたが、2012年から18年まで7年連続でオールスター・ゲームに選出された実績を持つ左腕だ。チームには今季20勝を挙げたスペンサー・ストライダーらも在籍しており、24年シーズンも強力な投手陣となりそうだ。

　また、米スポーツサイト『ClutchPoints』は記事を配信し、ペレス氏の主張に反応。「ペレス氏の見解を信じがたいと感じる人もいるだろう」と綴りながらも、「ブレーブスがワールドシリーズ制覇の有力な候補であり続けていることは否定できない。2023年のMLBシーズンにはマイケル・ハリス2世、オースティン・ライリー、オジー・アルビーズ、そしてもちろんアクーニャらも引き続き在籍する」と強力な打線を誇っている点を指摘。

　さらに、「FAでドジャースほどの話題は作っていないが、それでもすでに才能豊かなチームを強化する重要な動きをいくつか行った。ジャレッド・ケルニックとクリス・セールをトレードで獲得しており、このオフシーズンにはさらに動きを加える可能性がある」と的確な補強も進めていることも要因の1つに挙げた。

　ワールドシリーズ進出を目指すドジャースの前にナ・リーグのライバル、ブレーブスが立ちはだかるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]