トヨタとレクサス、東京オートサロン2023に出展。WRCの知見を生かした商品の発表とデモランを予定

　1月6日、トヨタは2023年1月13日から15日にかけて千葉県千葉市の幕張メッセで開催される『東京オートサロン2023』に、TOYOTA GAZOO Racing（TGR）とレクサスが出展すると発表した。

　世界最大級のカスタムカーショーである東京オートサロンにおいて、TGRとレクサスは、「トヨタはクルマ好きを誰ひとり置いていかない」を共通テーマに掲げ、“愛車を守るカーボンニュートラル”、“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”、“愛車と楽しむ多様なライフスタイル”というの3つのコンセプトに沿った車両やパーツなどを展示する。

　また、デジタル技術を活用した新しい取組みとして、東京オートサロン2023の会場でNFTデジタルスタンプラリーを開催する。さらに仮想世界のメタバース空間では、バーチャルガレージby TGR／LEXUSを実施すると発表した。

　この他、トヨタとレクサスはオートサロンの会期中に同会場で開催される『TOKYO OUTDOOR SHOW 2023』にも出展する。

■コンセプトカーやGRパーツの新商品などが登場

　TGR／レクサスのブースでは前述の3つのコンセプトを基に、さまざま商品や次世代を見据えたコンセプトカーなどが出品される。テーマのひとつである“愛車を守るカーボンニュートラル”では、地球温暖化の原因とされている二酸化炭素の排出抑制の課題に向き合いつつ、ユーザーがいつまでも現在の愛車で走り続けられることを提案するコンセプトモデルを展示するとしている。

　また、“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”ではWRC世界ラリー選手権でのドライバーズタイトル獲得を記念した商品の発表や、WRC参戦を通じて得られた知見を生かした商品の発表が予定されており、1月14日（土）と15日（日）にはデモランも行われる。

　3つめのテーマである“愛車と楽しむ多様なライフスタイル”では、プロドライバーが監修したカスタマイズカーの展示をはじめ、2023年の発売が予定されているGRパーツおよびGRヘリテージパーツが出展される。トヨタとレクサスがともに初出展するTOKYO OUTDOOR SHOW 2023においては、アウトドアライフスタイルを彩るクルマの楽しさと、さまざまな体験を提供する“OVERTRAIL PROJECT”を推進するという。

■会場とバーチャルでデジタル技術を活用

　会場となる幕張メッセで実施されるNFTデジタルスタンプラリーは、デジタル技術を利用した新しいスタイルのスタンプラリーだ。参加者はTGRおよび協賛企業のレイズ、ブリッド、スパルコ／サベルト、トヨタ車体、ダイハツ、モデリスタ、トムスの各ブースに設置された専用QRコードを読み取り、各社のスタンプを入手する。すべてのスタンプを集めると特典をゲットすることができる。

　会場に来られない方に向けては日本最大級のメタバースプラットフォームであるcluster上で『バーチャルガレージby TGR／LEXUS』が開催される。ここでは一部の出展車両の外観や内部構造、映像などを時間や混雑を気にせず自由に楽しむことが可能だ。また『お客様参加型モータースポーツ未来会議』の実施が予定されているほか、ログイン特典プレゼントも用意されている。

　出展車両やカスタムパーツの詳細、ならびにバーチャルガレージby TGR／LEXUSについての詳しい情報は下記のTGR公式サイト内特設ページをチェックしてほしい。

東京オートサロン特設ページ
https://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon/
バーチャルガレージby TGR／LEXUS特設ページ
https://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon/virtualgarage