スーパーフォーミュラ:「常に新しい挑戦を」ThreeBond Drago CORSE、カルデロンを起用し初年度に挑む

2020年1月10日(金)18時0分 AUTOSPORT web

 1月10日、ホンダから発表された全日本スーパーフォーミュラ選手権のドライバーラインアップ発表にあわせ、2020年から参戦を発表したThreeBond Drago CORSEは、チーム体制発表のプレスリリースを発行した。初年度はコロンビア人女性ドライバーのタチアナ・カルデロンを起用する。


 2019年まで全日本F3選手権に参戦していたThreeBond Racingは、2020年からともに戦っていたDrago CORSEとともに、ThreeBond Drago CORSEとしてスーパーフォーミュラに挑戦する。参戦発表後にチームはドライバー選定を進めてきたが、今回起用されたのはスーパーフォーミュラでは初の女性ドライバーとなるカルデロンだ。


 カルデロンはGP3、FIA F2でキャリアを積んでおり、アルファロメオF1のテストドライバーを務めた実績をもつ。今回、ThreeBond Drago CORSEはカルデロンを選んだ理由について「政府の掲げる女性活躍推進や、FIA国際自動車連盟の進める『Woman In Motorsport』の理念にのっとり」とその理由を挙げている。


「ThreeBond Drago CORSEとして、今年から全日本スーパーフォーミュラ選手権へ参戦することになり、ドライバー選考を重ねてきましたが、このたびコロンビア人女性ドライバーのタチアナ・カルデロン選手の起用を決定しました。ThreeBond Drago CORSEは常に新しいことにチャレンジし、新たな歴史を創るチームでありたいという私の想いをまたひとつ実現できることになりました」と道上龍監督はコメントした。


「このチャンスをいただきましたスリーボンド様、これまでご尽力を頂いたすべての方に心より感謝申し上げます。2020年シーズン、ThreeBond Drago CORSEとカルデロン選手の“ガールズパワー”にご期待下さい。またファンの皆様、サーキットでお会いしましょう!」


 道上監督のコメントにもあるとおり、ThreeBond Drago CORSEとして参戦するスーパーフォーミュラ、そして併催されるTCRジャパンシリーズでも下野璃央を起用するなど、今季のDrago CORSEは2シリーズで女性ドライバーを起用することになった。非常に楽しみなチームのひとつと言えるだろう。

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