カブスと契約合意の今永昇太 米メディアは球団にとって「間違いなくこの冬最大の移籍」と評価

2024年1月10日(水)16時30分 ココカラネクスト

米メディアは奪三振の多さに注目した(C)Getty Images

 MLBのFA市場で去就が注目されていた今永昇太が、カブスと契約合意に至ったと米国内で伝えられている。交渉期限である米東部時間11日午後5時(日本時間12日午前7時)が目前となり、ジャイアンツやエンゼルスも候補に挙がっていた中、最終的にカブスと契約という形で決着を迎える。

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 現地時間1月9日(同10日)、米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者が自身のSNS上で明かしており、この情報を受け、米国メディアも一斉に報じている。

 カブスの地元、シカゴの放送局『NBC Sports Chicago』では、公式サイト上で「カブスが、ついにフリーエージェント(FA)市場に殴り込みをかけ、日本人投手のスター、ショウタ・イマナガとの契約に合意した」と伝えた。

 さらに「ボブ・ナイチンゲール記者によれば、イマナガは、今週ポスティング・ウインドウを閉じることになっていたが、木曜日にシカゴで身体検査を受け、契約をまとめる予定だという」と今後のスケジュールにも触れており、その上で「今季オフにマーカス・ストローマンを失ったカブスの先発ローテーションでの即戦力となり、ジャスティン・スティールとのコンビで先発陣の頂点に立つ強力な1-2パンチとなるだろう」と期待を寄せた。

 また、「イマナガのメディカルチェックのタイミングは、金曜日に始まる球団恒例のファン・コンベンションに顔を出すことも可能だ」として、イベント参加の可能性もあると見通している。

 他にもスポーツメディア『ESPN』でも日本人左腕の契約合意のニュースを扱っており、カブスが今オフでは目立った補強が無かったと振り返りながら、「この移籍は間違いなくカブスにとってこの冬最大の移籍となるだろう」と指摘。

 加えて同メディアは「イマナガの速球は平均92マイル(約148キロ)だが、球威があり、5フィート10インチの体格ではあまり見られないほどの奪三振の多さと、効果的な投球を見せる」など、投手としての特徴にも言及している。

 今オフのストーブリーグでは、ドジャース入りとなった山本由伸に次いで、先発投手として高い評価を受けていた今永。大舞台を目指し、愚直に実績を積み上げてきた30歳左腕がついに、メジャーのスタートラインに辿り着いた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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