元世界チャンピオン山中竜也、引退へ…硬膜下血腫を患った後に復帰
2025年1月11日(土)23時46分 読売新聞
山中竜也(2018年3月)
硬膜下血腫で現役を引退しながら復帰を果たした世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級元王者の山中竜也(29)(真正)が引退することがわかった。関係者によると、ライセンスを更新しておらず、「自分の思うボクシングができなくなった」と話しているという。
山中は2017年8月に王座につき、18年7月の防衛戦で敗れた後、硬膜下血腫が判明した。日本ボクシングコミッション(JBC)の当時の規定でライセンスが自動失効して引退。その後、規定が緩和されたため現役復帰し、22年3月にライトフライ級6回戦で勝利した。