ソフトバンク ドラ1村上“千賀曲線”で育成 倉野投手コーチ「じっくりいく形に」

2025年1月14日(火)5時25分 スポーツニッポン

 かつてのスーパーエースの成長曲線を理想として、じっくり大きく育て上げる。ソフトバンクの倉野信次投手コーチ(50)が13日、筑後ファーム施設を視察し、ドラフト1位・村上泰斗(17=神戸弘陵)の育成プランに言及した。

 「(前年ドラフト1位の前田)悠伍と同じようなプログラムではなく、今のところ、もう少しじっくりいく形になると思います。千賀(現メッツ)も(1年目の)8月くらいに急激にドーンと伸びてきた。千賀を基準にしてしまうとですけど、それが理想型かなとは思います」

 球界を代表する投手となり、現在は米球界で活躍中の千賀。倉野コーチは育成選手時代からの進化の過程を間近で見ていた。実戦デビューこそ「高卒1年目の選手が(育成も含めて)5人いたけど一番遅かった」とのことだが、じっくりと体づくりをさせる方針がはまり、2年目の4月に支配下昇格し、1軍デビューも果たした。

 前田悠は高校時代から経験豊富で、宮崎キャンプを経験させる育成プログラムが組まれた。高校から本格的に投手を始めた村上については急がば回れの方針で、チームを担う存在になってほしいという考えだ。

 村上も「まずは体づくり。一年を通してプロで戦える体をつくりたい」と先を見据えている。“千賀曲線”を理想に金の卵を大事に育てていく。 (木下 大一)

スポーツニッポン

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