またしても“120分”決着! 宿敵撃破に貢献のアトレティコFWグリーズマン「とても幸せな気分」
2024年1月19日(金)14時10分 サッカーキング
1週間前に、スーペルコパ・デ・エスパーニャで激突したマドリードの両雄による“再戦”となった試合は2−2のまま90分間で決着つかず、前回対戦と同様に延長戦に突入した。すると今度は、クラブの歴代最多得点を更新したばかりのFWアントワーヌ・グリーズマンと、延長終了間際にダメ押点を決めたMFロドリゴ・リケルメというスーペルコパとは真逆の展開を演じたアトレティコ・マドリードが4−2で、レアル・マドリードを退けている。
今シーズン3度目の対戦は、本拠地『シビタス・メトロポリターノ』の後押しを受けたアトレティコ・マドリードが対戦成績で勝ち越しに成功。また、宿敵を敗退に追い込んだという意味では、スーペルコパでの雪辱を果たした形だが、グリーズマンは「リベンジではない。ずっと楽しみにしていたコパをホームでやれたし、それに勝ちたかったからね。素晴らしい雰囲気で、チームに戦う翼を与えてくれた」と告白。続けて「常に戦って攻撃してくるチームで、そんな相手にディフェンス陣が素晴らしいプレーを見せてくれた。僕自身も最後にゴールを決めれて、少し肩の荷が降りたよ。勝利は素晴らしいけど、まだ何も成し遂げていないから、この調子を続けていきたい」と勝って兜の緒を締めた。
ついに先日、アトレティコ・マドリードの歴代最多得点者となったグリーズマンにとって、ここからはどこまで記録を伸ばせるかの挑戦が始まる。その一歩を踏み出した同選手は「これから家に帰って、自分のゴールを見ようと思う」としつつ、「チームのハードワークにもとても満足。疲れたから回復までには数日かかるが、とても幸せな気分だ」と勝利を噛み締めている。
アトレティコ・マドリードの次戦は22日で、ラ・リーガ第21節でグラナダと対戦。また、来月4日には4度目のマドリード・ダービを控えている。