またしても“120分”決着! 宿敵撃破に貢献のアトレティコFWグリーズマン「とても幸せな気分」

2024年1月19日(金)14時10分 サッカーキング

ダービーでの勝利に貢献したFWグリーズマン [写真]=Getty Images

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 アトレティコ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマンが、18日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)・ラウンド16のレアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 1週間前に、スーペルコパ・デ・エスパーニャで激突したマドリードの両雄による“再戦”となった試合は2−2のまま90分間で決着つかず、前回対戦と同様に延長戦に突入した。すると今度は、クラブの歴代最多得点を更新したばかりのFWアントワーヌ・グリーズマンと、延長終了間際にダメ押点を決めたMFロドリゴ・リケルメというスーペルコパとは真逆の展開を演じたアトレティコ・マドリードが4−2で、レアル・マドリードを退けている。

 今シーズン3度目の対戦は、本拠地『シビタス・メトロポリターノ』の後押しを受けたアトレティコ・マドリードが対戦成績で勝ち越しに成功。また、宿敵を敗退に追い込んだという意味では、スーペルコパでの雪辱を果たした形だが、グリーズマンは「リベンジではない。ずっと楽しみにしていたコパをホームでやれたし、それに勝ちたかったからね。素晴らしい雰囲気で、チームに戦う翼を与えてくれた」と告白。続けて「常に戦って攻撃してくるチームで、そんな相手にディフェンス陣が素晴らしいプレーを見せてくれた。僕自身も最後にゴールを決めれて、少し肩の荷が降りたよ。勝利は素晴らしいけど、まだ何も成し遂げていないから、この調子を続けていきたい」と勝って兜の緒を締めた。

 ついに先日、アトレティコ・マドリードの歴代最多得点者となったグリーズマンにとって、ここからはどこまで記録を伸ばせるかの挑戦が始まる。その一歩を踏み出した同選手は「これから家に帰って、自分のゴールを見ようと思う」としつつ、「チームのハードワークにもとても満足。疲れたから回復までには数日かかるが、とても幸せな気分だ」と勝利を噛み締めている。

 アトレティコ・マドリードの次戦は22日で、ラ・リーガ第21節でグラナダと対戦。また、来月4日には4度目のマドリード・ダービを控えている。

サッカーキング

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