石橋貴明から阪神・藤川球児監督へ 就任直後に送信した内容に槙原寛己氏「ある意味パワハラメール」
2025年1月19日(日)20時43分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(63)が19日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。阪神の藤川球児監督(44)に対して“僕の後輩をよろしくお願いしますメール”を送っていたことを明かした。
この日は元巨人の槙原寛己氏(61)をゲストに招き、「球春到来直前!2025年シーズン大展望」をテーマにしたセ・リーグ編。その中で藤川新監督を迎えた阪神の話題になった時だった。
「どんな野球やんでしょうね、藤川くん!」と藤川野球に興味津々の石橋。「やっぱりディフェンシブ(守備的)にやるんですかね」と続けると、槙原氏が「多分ピッチャーを全面的に表に出したいんでしょうね。JFKじゃないですけど、自分のFの部分をやっぱり確立したいでしょうね」と終盤を任せるリリーフ陣について触れた。
「阪神も点が取れれば面白いですから。もともとピッチャーいいんで」と連覇を予想した巨人の対抗馬は阪神とした槙原氏。「大山くん残りましたから」と続けると、石橋は「残りましたねぇ!」としたあとで「原口も“出るのかな”と思ったら原口も残りましたし…」と帝京高校野球部の後輩にあたる原口文仁内野手(32)の名前を出した。
すると槙原氏は、FA宣言後、結局は阪神残留を決めた原口について「出る気だったんすか?」と即座にツッコミ。「だって内部情報知ってるでしょ?タカさん」とさらにぶっこんだ。
これに石橋は「だから、本人はやっぱ評価を聞いて、もうひと勝負したいっていう思いあったんでしょうね。でも、まぁ、話まとまらず…で。で、戻る、と」とサラリ。
「でも、藤川くん。去年、監督就任した時に“原口をよろしくお願いしますね”って僕、メールしたんですよ。そしたら“原口はやってもらいますよ”って。かなり戦力として考えてくれてるんで」と藤川監督とのやりとりを明かした。
石橋にとって可愛い後輩である原口。密かにこそっと、でもしっかりと裏でアシストしていたのだ。
ちょっといい話…。
だが、ここで槙原氏が「でも、タカさんに言われたらそういうふうに返すしかない。ある意味パワハラメールですよね」と藤川監督の立場を思いやると、一瞬にして笑い声で包まれるスタジオ。
石橋は「え?」と反応しつつも「お願いしますよ、原口のこと。分かりました、やってもらいます」と藤川監督とのやりとりを“再現”して笑いを誘った。
「こうやって公にされることも覚悟して(藤川監督もメールを)打つわけだから」と槙原氏。「そうなりますよ」とこちらも大笑いだった。