ドルトムント、昨年10月以来のリーグ戦連勝!…フュルクルクはブンデス通算50ゴール達成

2024年1月21日(日)1時31分 サッカーキング

ドルトムントが敵地でケルンに3発完勝! [写真]=Getty Images

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 ブンデスリーガ第18節が20日に行われ、ケルンとドルトムントが対戦した。

 首位と「15」ポイント差の勝ち点「30」で5位につけるドルトムントは、昨年10月以降不振に陥り、リーグ戦4試合未勝利で2023年を終えた。しかし、年明け後の初戦となった前節ダルムシュタット戦は3−0で快勝。今節は17位に低迷するケルンの本拠地に乗り込み、昨年10月以来となる久々のリーグ戦連勝を目指す。エディン・テルジッチ監督はユリアン・ブラントやジェイドン・サンチョ、ニクラス・フュルクルクらを先発起用した。

 序盤からドルトムントが攻勢を強める。左サイドで起点を作ったサンチョが中央へ送り、ブラントがボックス手前中央からシュートを放つ。GKが弾いたボールにフュルクルクが詰めたが芝に足を取られてシュートに持ち込めず。12分には右CKを獲得すると、ブラントが右足でグラウンダーのクロスをマイナス方向へ供給。走り込んだドニエル・マレンが右足でゴール左下隅に流し込み、幸先良く先制に成功した。

 その後もボール保持率で勝るドルトムントが優位にゲームを進める。33分にはマレンとの連携で右サイドを突破したトーマス・ムニエがボックス内右から中央へ折り返し中央のフュルクルクが合わせたが、至近距離からのシュートはGKのブロックに阻まれた。ホームの大声援を受けるケルンはサイドからのクロスやCKでゴールに迫るシーンを作るが決定的なシュートを放つことができず。前半はこのまま0−1で折り返した。

 後半開始直後にはケルンに決定機が到来。46分、バイタルエリアからの浮き玉パスで相手DFの背後を取ったヤン・ティールマンがGKと1対1になるも、シュートはタイミング良く距離を詰めたグレゴール・コベルの好セーブに阻まれる。51分にはこぼれ球を拾ったリントン・マイナがボックス左角付近で右足を一閃。美しい軌道を描いたシュートはGKコベルの伸ばした手を超えたが、惜しくも右ポストを直撃した。

 一方のドルトムントもカウンターや中盤での巧みなパス交換を起点に相手ゴールに迫っていく。56分には左から仕掛けたサンチョがボックス内で倒されPKを獲得。これをフュルクルクが冷静に沈めドルトムントがリードを2点に広げた。なお、フュルクルクはブンデスリーガ通算50ゴール目となっている。61分には自陣でボールを奪ったイアン・マートセンがDFラインの背後に絶妙なスルーパスを供給。抜け出したマレンがGKとの1対1を制し、この日2ゴール目を記録した。

 苦しい展開となったケルンは前半と同じくサイドを起点とした攻撃やセットプレーでチャンスを作っていくが、なかなかシュートを枠に飛ばすことができない。対して点差を広げたドルトムントはフレッシュな選手を次々と投入しつつ、GKコベルを中心とした守備でケルンの攻撃を跳ね返していく。90+2分には速攻でバイタルエリアへ持ち込み、ニアゾーンを取ったジェイミー・バイノー・ギッテンスの折り返しにユスファ・ムココが合わせてネットを揺らした。

 試合はこのまま0−4で終了し、快勝したドルトムントが昨年10月以来のリーグ戦連勝を飾った。一方のケルンは5試合未勝利となっている。次節、ケルンは27日にアウェイでヴォルフスブルクと、ドルトムントは28日にホームでボーフムと対戦する。

【スコア】
ケルン 0−4 ドルトムント

【得点者】
0−1 12分 ドニエル・マレン(ドルトムント)
0−2 58分 ニクラス・フュルクルク(PK/ドルトムント)
0−3 61分 ドニエル・マレン(ドルトムント)
0−4 90+2分 ユスファ・ムココ(ドルトムント)


【動画】ドルトムントが4発快勝!

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