ベンゼマが左足の“ゴラッソ”! レアル・マドリード、敵地でアスレティックを下す

2023年1月23日(月)9時10分 サッカーキング

ベンゼマのボレーシュートはラ・リーガ3試合連続ゴールに [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第18節が22日に行われ、レアル・マドリードは敵地でアスレティック・ビルバオと対戦した。

 7日に行われた第16節のビジャレアル戦を1−2で落としたレアル・マドリードは、その後サウジアラビアで開催されたスーペルコパ・デ・エスパーニャでもタイトルを勝ち獲ることができず。不穏な空気が漂っているかにも思えたが、19日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ラウンド16のビジャレアル戦を3−2で制し、公式戦4試合ぶりの白星を手にした(公式記録でPK戦は引き分け扱いのため、スーペルコパ準決勝バレンシア戦は引き分けとカウント)。ラ・リーガではまず、首位を走るバルセロナにしっかりと追い付きたい。勝ち点差「3」を縮めるためには、自らが勝利を積み重ね、バルセロナにプレッシャーをかける必要があるだろう。

 ラ・リーガに限定すると2試合ぶりの白星を目指す8位アスレティック・ビルバオとの一戦に向けて、レアル・マドリードはフェデリコ・バルベルデ、エドゥアルド・カマヴィンガ、カリム・ベンゼマらが先発起用された。一方、ホームチームのアスレティック・ビルバオはニコ&イニャキのウィリアムズ兄弟やGKウナイ・シモンがスタメンに入っている。

 試合の立ち上がりはホームチームが優勢に試合を進める。10分には右コーナーキックをショートコーナーで繋ぎ、クロスボールを送ると、最後はアイトール・パレデスがヘディングシュート。ここはGKティボー・クルトワの好セーブに阻まれた。17分にはニコ・ウィリアムズがペナルティエリア手前でカマヴィンガの股を抜き、左足を振り抜いたものの、シュートは枠を捉えられなかった。

 対するレアル・マドリードは24分、右サイドでボールを持ったバルベルデが右足でクロスボールを送る。ペナルティエリア内で待っていたマルコ・アセンシオがバックヘッドで逸らすと、最後はバックステップを踏みながらベンゼマが左足でボレーシュートを叩き込んだ。ベンゼマのラ・リーガ3試合連続ゴールで、レアル・マドリードが先手を取ってハーフタイムに突入している。

 後半に入っても一進一退の攻防が続く。レアル・マドリードはバルベルデ、ベンゼマ、アセンシオを中心とした崩しが目立ち、アスレティックも両サイドを起点に悪くないシーンを創出。77分には右コーナーキックのこぼれ球をユーリ・ベルチチェが狙い、こぼれ球に反応したイニャキ・ウィリアムズがゴールネットを揺らしたが、オフサイドのため得点は認められず。

 90分にはレアル・マドリードが試合を決める。敵陣でボールを奪ったロドリゴが、バルベルデのパスから右サイドの高い位置に侵入。マイナスへの折り返しをトニ・クロースが冷静に沈め、大きな追加点を記録した。

 試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードはラ・リーガ2試合ぶりの白星を手にして、首位との勝ち点差「3」をキープした。一方、アスレティック・ビルバオはラ・リーガ2連敗、そして4戦勝ちなしとなっている。

 次節、レアル・マドリードはミッドウィークにコパ・デル・レイ準々決勝のアトレティコ・マドリード戦に臨んだ後、29日に久保建英擁する3位レアル・ソシエダをホームに迎える。一方、アスレティック・ビルバオは同じくミッドウィークにコパ・デル・レイ準々決勝のバレンシア戦を戦い、29日開催の次節のラ・リーガではセルタとのアウェイゲームに臨むスケジュールだ。

【スコア】
アスレティック・ビルバオ 0−2 レアル・マドリード

【得点者】
0−1 24分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
0−2 90分 トニ・クロース(レアル・マドリード)

サッカーキング

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