ファルケン・モータースポーツ、2021年もニュルブルクリンク24時間/NLSに2台体制で挑戦

2021年1月24日(日)12時40分 AUTOSPORT web

 ファルケン・モータースポーツは1月21日、2021年もADACトタル24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)、およびニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)にポルシェ911 GT3 Rの2台体制で参戦すると発表した。2011年からの新体制での挑戦は11回目となる。


 ファルケンは難攻不落のニュルブルクリンクを舞台に争われるニュルブルクリンク24時間に長年挑戦を続けており、1999年にニッサン・スカイラインGT-R(R33)を持ち込み、GT500仕様のトヨタ・スープラ、ニッサン・スカイラインGT-R(R34)、フェアレディZ等さまざまな車両で挑戦を続けて来た。


 2011年からは体制が変更され、ポルシェを中心にBMW M6 GT3を投入。現在はドイツのシュナーベル・エンジニアリングによって挑戦が続いているが、そのカラーリングはニュルブルクリンクでもすっかり定着している。


 そんなファルケン・モータースポーツは、2021年もポルシェ911 GT3 Rの2台体制でニュル24時間、NLSに挑戦することになった。NLSは3月27日に開幕し全7戦が予定され、ニュル24時間は6月3〜6日に開催。ドライバーラインアップは2月ごろに発表される予定だという。


「2021年もモータースポーツ活動を継続できることを大変うれしく思う。2020年はファン、NLSの関係者、そしてモータースポーツ業界全体にとって非常に厳しく、困難な一年だったが、今季はそれを挽回したい」と語るのはファルケン・モータースポーツ代表のシュテファニー・オルベルツ。


 2020年はファンからの声援をうけながら、総合10位と11位でフィニッシュ。コロナ禍の厳しい状況ではあるが、2020年と同様の体制でふたたびニュルへ挑めるよう、調整に全力を注いだというオルベルツ代表。ポルシェとの関係も非常に良好で、10年来の信頼関係を築いているシュナーベル・エンジニアリング、ポルシェとともにニュルに参戦することに迷いはなかったという。


 毎年、シーズン開幕前にはポルトガルのポルティマオでロールアウトを行うのが恒例となっているファルケンだが、ドイツは2020年11月2日からロックダウンが継続されているため、2021年はポルティマオに代わり、ノルドシュライフェで行うという。また、3月20日に開催予定となっているNSLの公式プレシーズンテストにも2台のポルシェで参加する予定だ。

ニュルブルクリンクを走るファルケン・モータースポーツのポルシェ911 GT3 R
ニュルブルクリンクを走るファルケン・モータースポーツのポルシェ911 GT3 R

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