バルサ&レアルの“不在”で大本命に躍り出るも…アトレティコMFデ・パウル「優勝候補なんてものはいない」

2024年1月26日(金)18時4分 サッカーキング

国王杯の準決勝に向けた心境を明かしたデ・パウル [写真]=Getty Images

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 コパ・デル・レイ(国王杯)の準決勝に進出したアトレティコ・マドリードのMFロドリゴ・デ・パウルが、心境を明かした。25日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 25日に行われた国王杯・ラウンド8のセビージャ戦に、FWメンフィス・デパイの決勝点で勝利したアトレティコ・マドリード。6シーズンぶりの4強入りとなり、準決勝でアスレティック・ビルバオ、マジョルカ、レアル・ソシエダのどこかと対戦する。

 自身の手で“宿敵”レアル・マドリードを、5シーズン連続の4強入りとなったアスレティック・ビルバオがバルセロナを葬ったことで、“2強不在”の準決勝となる今大会。前述したアスレティック・ビルバオを優勝候補に推す声もあるものの、やはり大本命はアトレティコ・マドリードだろう。ただ、デ・パウルは「この大会を経験したことがあるからこそ、優勝候補なんてものはいない、と言える」と強調。続けて「僕たちはファンのみんなに幻想を与えなければならない。どこが相手でも、タフな試合になる。最大限の準備で臨むつもりだし、なによりも、このカップ戦に非常にワクワクしているんだ」と高揚感を語った。

 また、準決勝の対戦カードについては「劣勢と目される相手は、勝って当然というプレッシャーに晒されないし、それは往々にして良い方向に働く。どこが相手でも非常に難しい試合になるだろうから、熱意を持ち続けなければならない」としつつ、「レアル・マドリードとの対戦では、大きなダメージを負いかけたが、士気を高めることもできた。勝ち点的に見れば、本調子には程遠いセビージャだったけど、レベルが高く、多くのことを勝ち獲ってきた選手がいる。僕たちはこの2つの難敵を退けた。次に対戦する相手とは、さらに厳しい試合になる」と与し易い相手などいないと断言している。

 2012−13シーズン以来の国王杯優勝まで、あと2つに迫るアトレティコ・マドリード。気になる準決勝の対戦相手は、現地時間26日13時からの抽選会にて決定する。

サッカーキング

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