ピョンテクはデビュー戦ゴールならず…ミランとナポリがスコアレスドロー
2019年1月27日(日)8時42分 サッカーキング
ミランは23日にポーランド代表FWクリシュトフ・ピョンテクをジェノアから獲得。今シーズン、ジェノアで公式戦21試合に出場して19得点を挙げているピョンテクに、新エースとして期待がかかる。この試合、スタメン起用とはならなかったもののベンチメンバーに名を連ねた。一方、ナポリは出場停止となっていたDFカリドゥ・クリバリとFWロレンツォ・インシーニェが復帰した。
試合は6分、右サイドでフリーになっていたホセ・カジェホンに、インシーニェが左サイドからクロスを送る。カジェホンはこのパスにワンタッチでゴール右隅にシュート。しかし、ジャンルイジ・ドンナルンマが弾き先制点を挙げさせない。
10分、ミランの”10番”ハカン・チャルハノールが、クリバリの裏に抜けたパトリック・クロトーネにスルーパス。クロトーネはペナルティエリア左からシュートを放つが、ゴール左に逸れる。スコアレスで一進一退の前半を折り返した。
ミランは47分に絶好のチャンスを得る。ナポリDFがクロスを弾きそびれ、ゴール前でフランク・ケシエがこぼれ球を拾う。ケシエのゴール前からのシュートはDFに当たりゴールの上を通過した。
68分、インシーニェのクロスにDFの裏を取ったカジェホンが反応。カジェホンはヘッドでゴールを狙うもGKが防ぐ。
71分にミランはクロトーネに代えてピョンテクを投入。加入からわずか4日でのデビューとなった。
ミランが78分にCKのチャンスを得ると、ピョンテクを起点にマテオ・ムサッキオがゴール前でボレーシュート。得点とはならなかったものの、ピョンテクは味方との好連携を見せた。
スコアレスドローで試合は終了し、共に勝ち点「1」を獲得した。ミランは9勝8分4敗と勝ち点「35」でチャンピオンズリーグ出場圏内である4位に位置。ナポリは15勝3分3敗で勝ち点「48」で首位ユヴェントスとの勝ち点差は「8」となっている。
30日、コッパ・イタリア準々決勝でミランとナポリは再戦する。
【スコア】
ミラン 0−0 ナポリ
【スターティングメンバー】
ミラン(4−3−3)
ドンナルンマ;カラブリア、ロマニョーリ、ムサッキオ、ロドリゲス;バカヨコ、ケシエ、ルーカス(69分 ボリーニ);スソ、クロトーネ(71分 ピョンテク)、チャルハノール(90分 ラクサール)
ナポリ(4−4−2)
オスピナ;マルキュイ、クリバリ、アルビオル、M・ルイ(62分 グラム);カジェホン、F・ルイス、ジエリンスキ、インシーニェ(88分 ウナス);ミリク、メルテンス(80分 ヴェルディ)